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カボミです。
土日はなすびが子供達を寝かしつけてくれるんですが、、、そのハズなんですが、、、とってもママっ子のトマトがどうしてもパパと一緒に寝るのがダメで泣き喚いてしまうので、この間溜まった仕事に手をつけられず、、、。涙
でもママ!ママ!となってくれるのは内心嬉しいと思ってしまう、、、。ニヤリ
だってワンオペで頑張ってるもん!これでパパ!パパ!って言われたら悲しすぎる!
では誰にも需要のない怖い話の続きです、、、。
さきが眠いと言い寝てしまいましたが、私とはるとは眠くなかったので起きていました。
しかしさきが寝てしまったので、部屋は電気を消し、夜も遅かったので小声で話をしていました。
すると、、、
ドンドンドンドン
誰かが思いっきり玄関を叩きました。
玄関の扉は社宅や団地にあるような鉄製の扉だったので、かなり響き渡りました。
トントントンとノックされた音ではなく、とてつもない勢いでドアをノックされたので、私とはるとはかなりビックリして一瞬何が起こったのかわからなくなりました。
私とはるとは小声で
「今のなんやろ?!誰か玄関を思いっきり叩いたよな?!どうする?さき起こす?」
なんだか怖くなったのもあり、さきを起こす事にしました。
しかし、、、
さきは起きませんでした。
どんだけ入眠深いねん?!って思うくらい、揺すっても叩いても声をかけても起きてくれませんでした。
そこで私は
「私、見に行ってこようか?」とはるとに言いました。
私達がいる部屋には1枚扉があって、そこを開けると台所があり、玄関が見える形でした。
はると
「ええって!行かんとって!カボミがこの部屋からいなくなったら、俺めっちゃ怖い!」
カボミ
「そう、、、。前にさき達が騒いでうるさかった時に隣のおじさんに怒られたらしいねん。だからもしかしたら隣のおじさんが怒ったのかもしらんな。もう寝よ!」
そう言って寝る事にしました。
みんなで集まってワイワイしてから時間も経つし、私とはるとの会話はかなりの小声で「え?」って聞き返さなアカンくらい小さな声やったのに、それがそんなにうるさかったんか?どんだけ薄い壁やねん、、、と疑問を持ちながらも眠りにつく事にしました。
この激しいノック音を聞いてからは一言も喋らずに眠りました。
そして寝てから数時間、、、
ドンドンドン
またもや激しいノック音が響き渡り、私とはるとは目を覚ましました。
寝始めたのが深夜の1時頃、今3時。
眠って静かにしていたし、こんな真夜中にものすごい力で玄関の扉をガンガン叩く。明らかにおかしい!
アカン、アカン、マジでアカン!
2人とも一瞬で隣のおじさんではない!と気付きました。
とにかくさきを起こす!必死に揺さぶって声かけて、叩く!
でも全然起きへん!
どないなってんねん?!
さきの入眠深すぎや!
起きーやぁぁぁー!!
私とはるとは必死に先を起こしましたが、どうにもこうにも起きないので、、、
諦めました。
完全におわた状態。
ヤバイやつが玄関にいると思いながらも、どうしようもできない!
パニックな私とはると。
出した答えは、、、
寝る。
だってもうそれしかなかったんやもん、、、。
でもとにかく2人で小声で「南無妙法蓮華、、、。」とお経を唱えました。
全然お経なんて唱えたことはありませんでしたが、私は毎年両親とお正月にご祈祷を受けていたのでそれを思い出しながら、「南無妙法蓮華、、、。」と繰り返しました。
そしていつの間にか眠ってしまい、朝を迎えました。
ゲッソリ。
そして朝、起きたさきに昨日の出来事を話しました。さきは「そんな事があったの?!起こされた記憶はないな〜、、、。」と言っていましたが、そりゃそうでしょうね。起きなかったですもん。
そしてはるとが
「さきさん、マジで、、、」
エルニーニョ現象怖かったっす。
と一言。
さきは
「は?エルニーニョ?」
そうです。そうなんです。はるとは、、、
天然なんです。
怖かったけど、このエルニーニョ発言で場が和む。天然がいるとマジ平和。
きっとポルターガイスト現象と言いたかったんじゃないかと思います、、、。
はぁ、、、怖かった。
その後、私やはるとに何か起こることはありませんでしたが、さきの隣の隣の部屋に住んでいたまゆかが「なぁカボミ。この近くって線路あるん?」と聞いてくるので「どうかした?この辺りには線路なんてないで。」と答えました。
まゆかもさきも県外の出身で、大学に通うために1人暮らしをしていたので地理が分からなかったんです。
するとまゆかが「やっぱりそうやんな。でもな、さきの家でお風呂に入るとカダンゴトンガタンゴトンって電車が走る音が聞こえんねん。やっぱ聞き間違いか、、、。」と言っていて。
なので私はさきに「あんなまゆかがさきの家でお風呂に入るとガタンゴトンって電車の音が聞こえるってゆーてたで。さきも聞こえるん?」
さき
「あぁ、、、そういえば電車の音が聞こえるってゆうてたわ。でも私は聞いたことなかってん。この辺にも詳しくないから、カボミに聞いたら?ってゆーてん。んでな、まゆか、うちでお風呂はいると「なぁ〜に〜?」ってよく言うねん。だからお風呂に行って「何か言うた?」って聞くと「いや、さきが私の事呼ぶから、、、。」ってゆうて、よく「なぁ〜に〜?」って言うねん、、、。」
こぅわっ。
怖すぎやん。
今思い返すとさきの部屋は部屋が2つあったんですが、1つの部屋で充分なくらい部屋が広く、片方の部屋はほとんど使ってなかったんです。
そしてもう片方の部屋はヒンヤリ涼しかったなという記憶があります。
ただ私もまゆかも遊びに来ていた友達も誰も霊感がなかったので、オバケも誰にも取り憑かなくて諦めたのかもしれません。
気づかない、深く考えない、それが逆に良かったのかなとも思います。
勿論ですが、さきは大学卒業後、地元に帰り、現在はその部屋に住んでいません。まゆかも地元に帰りました。
あの時さきの家にいた皆んな、ママになりパパになり幸せに暮らしています。
よく聞きますが、肝試しとか怖い話とか安易にするものじゃないのかもしれません。(肝試しなんて私はやりませんが、さきは霊感がある為、男子に呼び出されてやっていました、、、。苦笑)
次回からはまたくだらない日常を書いていきたいと思います!
ではまたっ!