ゴールデンウィークも終盤、皆さんいかがお過ごしでしょうか?



我が家は本日も公園に行ったくらいで、どこにも行かずまったりな1日でした。



公園も誰もいなかったそうでポテトが「誰もおらんかった、、、。」となんだか寂しそうに帰ってきました。



ちなみに公園には自転車を漕ぎに行ったんですが、ポテトの自転車をトマトが乗りたがって、トマトは公園にいた半分以上の時間を泣いて過ごしたそうです、、、。




そして今日もトマトの出産についてです。

「トマトの出産」と書くと「野菜が出産?!どういうこっちゃ?!」となりますが、次男の事です。




長い長い陣痛に耐え、ついに1分感覚となったので出産体制へGO!




しかしいきみはじめて助産師さん達が不穏な動きをし始める、、、。



2人の助産師さんが出産のサポートをしてくれていましたが、見た事のない若い助産師さんが入室してくる。




「ん?!」と思っていると、サポートしてくれている助産師さんが、私のお股にブス!!っと一撃をかます。(いわゆる内診ってやつですね。)すると今度は若い助産師さんが再度ブスっ!!と一撃をかましてくる。



、、、。

なんか見た事のある光景やぞ、、、。と思いながらも、陣痛に悶えているので何もできず、、、。



とにかく変わるがわる手をブスブス入れてくる。(表現が良くないですね。ごめんなさい。)




ポテトの時も分娩台でとにかく手を何度も何度も突っ込まれました。

トマトの時も同じくとにかく突っ込まれる。




もう絶叫。


我を忘れて叫びまくる。

内診大っ嫌いやねん。

内診が好きな人なんておらんやろうけど、陣痛がきながらの内診とか地獄&地獄。



なんでこんなに何度もやるねん!!体壊れるわ!!辞めろ!!と必死に思うもどうしようもできない。



手をINしてくる助産師さんは皆、頭をかしげているし、もうなんやねん!!何してんねん!!と怒りでしかありませんでした。




ちなみにこの行為?は出産後に知ることとなりました。




助産師さんが教えてくれたんですが、実は赤ちゃんの頭と子宮の一部がくっついてしまっていたそうです。



頭と子宮がくっついている?!と気づいた助産師さんが何度も確認し、他の助産師さんにも確認してもらっていたようです。




このままくっついて出産してしまったら、私は出血多量で危ない事になるからどうしようと思っていたらしいんですが、子宮口が全開になったらパコっと外れたそうです。




ポテトの時はそういう説明は一切ありませんでしたが、きっと同じ事が起こっていたんだと思います。




そしていきめどいきめど全然産まれない、、、。もう心が折れかかる。

そしていきみだけが強すぎて、、、


















破水。


バチン!という音がしました。

うちは立ち会い出産じゃなかったんですが、たまたま破水の少し前に先生がなすびに色んな説明をしていて横にいたので、「破水したから助産師さんに伝えて!!」と指示を出した事を覚えています。




なぜかその時、部屋に助産師さんはおらずなすびのみというカオスな状況、、、。





そして破水したあともなかなか産まれない。産まれなさすぎて促進剤を使う事になりました。




あぁ、、、また促進剤か、、、。

気が遠くなるくらいお腹が痛くなるねん、、、怖い、、、と思いながらも、促進剤開始。




促進剤を開始するとお産は進み、「もう少しだよ!フサフサの髪の毛見えてきたよ!」と声をかけられ、ヤル気スイッチが入る。



とにかくいきむ。いきんでいきんでいきみまくる。




ぐああぁぁぁー!!


といきんでいた時、急に助産師さんが


















足を自分で持って!


と私に指示をしました。





?!



と思いながらも自分で自分の足を持って、訳のわからない体制で産むことに。




でもポテトの時も同じ体制で産んだ事を思い出す。




なんだ?!




なんだ?!



と思っていると、ドクターも助産師さんも必死な顔になっている。




とにかく股の所でガチャガチャ、ガチャガチャ必死。




そしてなかなか赤ちゃんは産まれない。



この光景は本当にスローモーションでした。



















赤ちゃんの肩が股にひっかかって抜けないのです。




とにかく長かった。

全然肩のひっかかりがとれない。

親子共々ここで死ぬの?!と思いました。




どれぐらいの時間だったのでしょう、、、。

正確な時間はわかりませんが、3〜5分くらいだったように感じます。




その後なんとか赤ちゃんは出てきましたが、、、



















泣かない。



待てどくらせど泣かない。



約31時間かけて産んでヘロヘロと思いきや、産声をあげないあかちゃんに対して「泣いてー!頑張れー!」と大声を張り上げました。




産声をあげない時間もとで長く感じました。もう必死に声をかけすぎて、どのくらい泣かなかったんだ?という体感時間もわかりません。




このまま泣かずに死んでしまったらどうしよう?!お願い泣いて!!そればかりでした。




ドクターと助産師さんの懸命な処置で産声はあげましたが、すぐに保育器へ運ばれていきました。




もう身も心もボロボロ。ズタボロ。

放心状態。




その後、私の処置が終わり保育器の所へ連れて行ってもらい、泣いて動いているトマトを見て少し安心しました。




ドクターからは「酸素飽和度が不安であれば、赤ちゃんのみ他の病院へ転院させます。」と言われました。




そして翌日。

助産師さんから「酸素もずっと安定していて、どの赤ちゃんよりも大きな声で泣いているから、保育器から出ましたよ!」と声をかけてもらいました。




ドクターからは「転院はしなくて大丈夫そう。昨日の出産の事なんだけどね、実は赤ちゃんの肩が股にひっかかってしまって、なかなか抜けなかったの。肩甲難産っていうんだけどね。抜けない時間と泣かなかった時間が長かったから、今後もしかしたら何かしらの障害が出るかもしれません。」と通告されました。




でもなぜだか不安にはなりませんでした。

よくわかりませんが「大丈夫。そうならない。」と思えたんです。



もともと産む前からもしもこの子に障害があっても、私を選んでお腹にきてくれて、この子にとって頼れる人は私しかいないんだから、絶対に何があっても育てきってみせる!と覚悟をしていました。



またポテトの時も自分の足を持って産んだ事を伝えると、「もしかしたら上の子の時も肩甲難産だったのかもしれないね。肩甲難産の場合は自分で自分の足を持って産んでもらうんだ。」と言われました。




ポテトの時は初めての出産でわけがわからなくて「出産ってこんなにアクロバティックなんだ?!」と勝手に思っていましたが、きちんと説明がされるとなるほどなと納得できました。





そして1ヶ月検診の際に出産した時とは違うドクターに診察してもらったんですが、「よく育っているね。でも出産の時大変だったみたいだね。、、、アレ?!すごいレベルだ、、、。出産の時にはレベルがあるんだけどね、カボミさんはかくかくしかじかなレベルで、、、




















重症仮死だったみたい。


もしも今後の検診で、赤ちゃんに言葉の遅れや発達の遅れが見られたら出産事にこういう事がありましたって伝えてね。」と言われました。




、、、重症仮死。

言葉が重い、、、。



トマトも私も生きていられて本当に良かった、、、。




そして今後、言葉の遅れとかがみられるかもしれないのか、、、でもきっと大丈夫!と思いました。



おかげさまでトマトは同年代の子の中では、とても言葉が早い方だと思います。話も会話が成立しますし、歌も歌えます。ポテトと同様に記憶力もかなり優れていると思います。(親バカ)




これから出産を控えている方にとっては、怖がらせるような内容となってしまったなと思いますが、ご容赦いただければと思います。




また余談になりますが、うちは今後障害が出るかもしれないと言われ、どうなっていくのかなと気にしてはいましたが、すごく心にひっかかった出来事があったので書きたいと思います。




トマトが1歳を迎えた夏。熱を出しました。鼻水が出たり咳が出たりはしていなかったので、風邪?と疑問に思いながらも小児科に連れて行きました。




すると尿路感染症と言われました。




トマトは産まれてからあまり水分をとりたがらずおかしいなと思っていましたが、案の定、水分が足りなかったようです。



入院する事となり、そこで若い女性ドクターにこんな事を言われました。



「夜中も起こして水分をあげてください!こんな風に育てていたら、、、


















発達障害になりますよ!

発達障害になりたいか、なりたくないかと言われたら後者でしょう?しっかりやってください!」と怒られました。




私は母乳がバンバン出たので母乳をあげていましたが、飲まなかった時はミルクをあげたり、砂糖水をあげたり、あれやこれや頑張っていました。



でも先生の中ではきちんと育児をしていない母親という認識だったんだと思います。



それはそれで構わないと思います。考え方、捉え方は人それぞれ。こんなチンケな人には私の事はわからないと思うから。



そんな事よりも






こんな育て方をしていたら

発達障害になりますよ!


と言ったこの言葉の方が衝撃的でした。



まるで発達障害が悪いことみたいな。



私は元医療人で発達の子達とも触れ合ってきました。



お前、、、この言葉、発達障害を育てている人に言えるのか?ふざけんなよ。と思いました。




一生懸命、発達障害と向き合っている親御さん、発達障害がありながらも生きている子供。それを踏みにじるような言葉な気がしました。



私は別に発達障害があったっていいと思っています。実際に育てているわけではないので苦労はわかりませんが、「この子は発達障害です。」と言われてもこの子を産んだのは自分ですから、やりきってみせます。




なんかすごくイライラしてしまって、後日、小児科の先生にこの話をしたんです。(小児科の先生、女医さんな事もあって仲良しなんです。)




すると先生怒りが爆発したようで

「そんな事言われたの?信じられない。発達障害は例え大事に育てていたって、そうである時はそうであるし、逆に雑に育てていたって、発達障害じゃない場合だってある。育て方の問題ではないのよ。

ちなみにさ、どんな先生だったの?もしかして、、、若い?」と聞かれたので「はい、若かったです。」とチクりました。笑




すると先生は「あー、、、やっぱりな。」と言っていたので、めぼしい人がいたのかもしれませんね。





めちゃめちゃ長くなってしまいましたが、トマトが産まれた時はこんな感じでした。




ゴールデンウィーク残り1日、楽しんですごしましょう☆



ではまたっ!