たーだ あなたにだけ〜 届いてほしい
響け〜恋のカボ〜♪


おこんばんは☆カボミです。


私は小さい頃にお手伝いをあまりしませんでした。その為、料理が全く作れませんでした。


おにぎり一つ握れない為、中学の調理実習では焼きおにぎりを作った時にフライパンの中でおにぎりか粉々に散ってしまい、「コレ握ったの誰⁈」と上手に握ることができているギャルに怒られました。


社会人になって1人暮らしを始めましたが、包丁を使うと手を切ってしまいそうで怖いので全然料理が作れませんでした。


でも今は料理が大好きです。
私の楽しみは30分で何品作れるかという短い時間の中でどれだけの品数をうみだせるかという戦いを常に1人でやっています。とにかく効率的に時間を使いたい性格。




それに反して非効率的なのがなす。
家事をお願いしても取りかかりが遅く先も読まず非効率的なので(めちゃ悪口 笑)、いつも心の中で「私が店長でお前がアルバイトだったら、即刻クビにする。」と思いながら見ています。でも専業主婦で暮らせてる、仕事に行ってくれる、休日はイヤイヤでも家事を手伝ってくれてるのでありがたいですよね。



そして子供達にはある程度、料理が作れる子になってほしいと思っています。


うちはストレートに何事もなく進学したと仮定して、22歳または大学院にいって24歳で家を出て行ってもらおうと思ってます。



なのでポテトには22歳頃、家を出て行ってもらうと話してあります。初めは意味がわかっていなかったものの、徐々に理解し始めます。



家を出て行くためには家事、炊事等々、それなりに出来なければ私みたいな事になると思って、小さいうちから楽しんでやれるように仕向けています。(仕向けてるって、、、笑)




意地悪しているわけではない、私の子育ての目標は自立させることだからです。なのでポテトはどこの家にしようかな〜とか将来は何になろうかな〜とかよく言っています。


だいたいの引っ越し先はお隣さんやうちの裏の家なんですけどね 笑



料理に興味を持たせたかったので、料理を作る時に一緒にやろうと声をかけていたのですが、いつからか私が作っていると「ポテトもお手伝いしたい‼︎」と台所にひょこひょこ来ます。


どうしても忙しい時は断ります。でもなるべくやってもらうようにしています。(教育本にもよく書いてあります。ザ・教育本女)




では私とトマトのリアルクッキング劇場(3分クッキング風)の始まりです。
以下、私は料理研究家、ポテトはアシスタントとして登場します。ややこしや〜ややこしや〜。




アシスタント
「先生。今日は何の料理を作るんでしょう?僕もお手伝いします。」



料理研究家
「今日はニラ玉とキノコのスープを作ります。」



アシスタント
「はっ。わかりました‼︎
ではまず何から準備しましょう?」



料理研究家
「ではまずスープから作りましょう。鍋に水を入れて沸騰させましょう。」



アシスタント
「了解しました‼︎」



水を入れて鍋を火にかける。



アシスタント
「このキノコはまいたけでしょうか?(まいたけつまずき事件再び)」




料理研究家
「いいえ、違います。これはマッシュルームです。(まいたけとマッシュルームの違いもわからんのか。このアシスタントは。クビじゃ、クビ。)」




アシスタント
「まいたけじゃないんですね?まいたけじゃない、それで大丈夫ですね?」




料理研究家
「(違うゆーとるがな。しつこいぞ。)はい、違います。」





ギャー
ギャー
ギャー





放送事故ともなりかねる騒音が響く。トマト。アイツ、、、またいたずらしおって。



料理研究家
「すいません。一度はけます。もし鍋が沸騰したら呼んでください。くれぐれもIHコンロや鍋に触れないで下さい。」



アシスタント
「はいっ‼︎わかりました‼︎」




トマトという名の騒音の所へ向かってダッシュ。
※子供を火元に残して危ないですよね。重々承知です。




少しするとアシスタントが、、、
「先生‼︎




















はっとうしてます‼︎
はっとうしてます‼︎」









はっとう、、、。このアナウンサーは漢字が読めないのか。そうだ読めない。いや、小学校一年生の漢字までは読める。でも沸騰という漢字は知らない。耳で覚えて間違えている、、、。残念だ。






料理研究家
「はっとうしましたか。ではゆっくり具材を入れましょう。入れて具材に火が通ったらコレを入れましょう。(コンソメキューブを渡す)」





アシスタント
「(コンソメキューブを渡されて目が輝いている)こっ、これですね。(ワクワク)




















あじもとですね。」





料理研究家
「(くっ、、、絶妙に間違えてくる。でもここで笑ってしまってはふざけた料理番組となってしまう、、、こらえろ。)はい、そうです。ちなみになぜこのキューブの名前を知っているのですか?」




アシスタント
「はいっ‼︎自分CMで見ました。あじもとのCMみました。」





料理研究家
「そ、そうでしたか、、、。あじなもとの、、、。では次にニラ玉を作りましょう。まずはニラを切りましょう。」





手を持って一緒に切る。とんでもない力でニラを切ろうとする。力を入れる事に集中しすぎて、顔が怖くなっている。




料理研究家
「もう少し、肩の力を抜きましょう。このままじゃ指、切り落としますよ。」




するとまさかの左手を引っ込め、何も押さえないスタイルに。、、、まぁいいでしょう。


料理研究家
「ではお肉を炒めて火が通ったら、ニラを入れましょう。その間に溶き卵を作りましょう。」




アシスタント
「はいっ‼︎忙しいですね〜。(呑気)」





卵にコンコンコンとヒビを入れる。割ってもらおうと差し出したが、力が強すぎてグチョグチョに。放送事故だ。



気を取り直してもう1つ。
コンコンコンとヒビを入れて渡す。また力が強すぎてグチョグチョに。度重なる放送事故。


料理研究家
「、、、殻を取り出すのでお待ち下さい。」




そして溶き卵にする。しかしうまく混ざらず、力が増す。お椀から卵がこぼれる。これ以上こぼしたら、もはやニラ玉の「玉」の部分はなくなってしまうんじゃないかという状況。でも一生懸命だ。見守ろう。



少ない量になってしまったがなんとか溶き卵が完成する。



料理研究家
「では溶き卵を回し入れましょう。」



アシスタント
「はいっ‼︎」




じょぼ。





あっ。





やってまってる。






回し入れるの意味が分からず、一点集中、フライパンの手前の部分のみ卵が落ちる。
慌ててフライパン全体にかき混ぜる料理研究家。




料理研究家
「では、蓋をして待ちましょう。」



アシスタント
「はいっ‼︎、、、先生あのー、、、」



料理研究家
「どうしました?おトイレですか?」



アシスタント
「いえ、違います。あのぉ、、、





















遊んできてもいいですか?」




自由。
そう何を隠そうこのアシスタントは4歳だ。ここまでよく頑張った。はな丸500個あげよう。







小さい子との料理はこんなもんですよね。とにかく言い間違いが面白かった。料理の出来ない子供達が料理に挑戦する番組があったらきっとハプニングだらけで楽しいんだろうな。



家を出る頃までには料理が作れるようになってますように☆



はっとう&あじなもと。