ふっと思い出した切ない話し

中学からの友達のね

彼女とは、年中連絡を取るほどでもないけど結婚式の司会もしてくれたしっかり者

華があるきれいな人

とても性格がよく、頑張りや

ある年、なんか連絡がないな?最近と感じた
ことがあり、こちらから連絡した

「あ、ごめんね。1年間色のない世界だった。モノクロ」

ん?

とても仲良しのお姉さんが急死していたのだ

美人家系。お姉さんも

友達は、年に1度、全国に散り散りになった大学時代の仲間と旅行をする

その日は、大阪に泊まった

午前中、お姉さんからの着信に仲間と旅行中だったため気づかなかったが、明日電話すればいいなと思ったそうだ


翌日、お姉さんの息子から電話

「母が亡くなりました」

お姉さんは、ご主人と繁盛しているセブンイレブンを2軒経営し、忙しい日々を送っていた

その日、ご主人が先に家を出てお店に行ったが、お姉さんがなかなか店に来ないのでどうしたのかと自宅へ帰ったら、お姉さんは、台所の床に倒れていたそう

くも膜下出血

頭が痛いとご主人には、朝、言っていたそうだ


まさか、頭が痛いことがくも膜下出血だとは、思わない

忙しい日々

お姉さんは、きっと仲良しの妹に異変を伝えたかったのだろう


太陽みたいな向日葵みたいな友達から笑顔が消えた

でも、強い人なので時間が経ったら復活

「粉雪ちゃん!会いたい人には会う!行きたい場所には行くんだよ!わたしは、お姉ちゃんの分まで元気に生きるからね!」

友達の言葉は、胸にずしんと来た

会いたい人には会う

行きたい場所には行く


友達は、以前より活発に楽しんでいる

お姉さんと一緒に