話題の須磨シーに行ってみた | aidaの世界2

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須磨シーこと須磨シーワールド

神戸の旧須磨水族園後に出来た、西日本において唯一シャチを見ることができる神戸の新スポットである

 

しかし

GoogleやYahooなんかの口コミで散々な評価なのでかなりの覚悟をもって、行ってみたのだが…

 

果たして口コミ通りの酷さなのか

シャチの展示をショーとレストラン以外で観ることができるのか

(須磨シーのウリはシャチショーと、巨大水槽からシャチが泳ぐのを見ながら食事が出来るレストランである)

 

須磨シーを検証する

 

 

須磨シー入園ゲート&オルカスタジアム

(人が多すぎるてカメラが向けにくく、ホムペ等から画像はお借りしました)

 

 

敷地がやたら広い
隣の棟のドルフィンスタジアムまで広場を挟んで相当距離がある
(画像はお借りしました)
 
 
位置関係はこんな感じ
右からシーワールドホテル、オルカスタジアム、広場、ドルフィンスタジアム、アクアライブ(水族館)
 
とにかく広かった
体感的には旧スマスイの倍くらいある
 
 
この日はオープンより1月ちょっと経った平日である
10時入園のwebチケットを買っておいたのだが、もちろん10時過ぎにのこのこやってくるアイダではない
 
11時30分からのオルカパフォーマンスを少しでも良い席で観るために、開園と同時にパフォーマンス会場に向かうべく、30分前に門に並ぶつもりで現地に向かったのだが門の前にはすでに長蛇の列
 
ムム…考えることは皆一緒なのか?
 
長い列を見てシー側は開園を10分早めることに
webチケットのおかげで入園は非常にスムーズである
 
さてオルカスタジアムへ急がねば…
せっかく早めに並んだのに席を取りそこなっては一大事
と思ったら、並んだ客の多くはレストランの前に行くではないか
あとで知ったがこのシャチが見えるレストラン、異常人気で開園と同時に並ばないと当日分の整理券がなくなるらしい
 
そんなこんなで余裕で席を確保できたオルカスタジアム
 

須磨の海岸をバックに大変美しい
 
 

シャチも普通に泳いでる
 
 
ショーが始まる前は気ままに泳ぐシャチたち
一頭はやたらサービスが良く、しょっちゅう観客の前にやってきてくれる
 
 
肝心のショーは大迫力で、シャチの巨大な身体が宙に舞うさまは入園料の3千円など安く感じるほどである
 
 
 
ド―――ンという着水の音
着水の衝撃は会場が揺れるほどだ
(これで前の方の席の人は水をかぶる羽目に)
 
 
着水後アクリル塀を超える大波が立つ
 
 
観よ!巨体にしてこの華麗なるジャンプを
 
 
巨大な尾で観客に水をかけるサービスも笑
(おそらく前10席ほどはずぶ濡れだが、それを覚悟ってか楽しみに来てるふしも)
 
 
トレーナーさんと息のあったパフォーマンスは想像以上に素晴らしく、アイダはこの後イルカショーやらなんやら一通り巡った後、夕方16時半からのショーをもう一度見ることになる
 
 
 さて、散々だった口コミに対してアイダの感想だが
メインであるイルカとシャチの パフォーマンス以外でもそう捨てたもんでもなかったと思う
 
 以前の須磨水族園はたしかに良かったし、アイダも大好きだった
旧スマスイはまず入館してすぐに大水槽があり、そこでのんびり魚の泳ぐ様を眺めているのが好きだった
展示の生き物の種類が多く、爬虫類やら淡水魚、さらに深海生物などバラエティに富んだ生き物たちが個別に水槽で説明付きで紹介してあり、いろいろ勉強にもなった
 
 対して須磨シーは水族館部のアクアライブ館では、里山や海岸部、近海や南国など個別の展示ではなく、地域ごとに棲む生き物をまとめて展示してある
ただし残念なことに、横にあるパネルには小さな写真と名前だけで生態などの説明は何も書いていない
(ただこの手の展示方法は手抜きではなく、よくある手法で、ごく一般的な展示方法である)
 
 そして何より良かったのはライブ館に入ってすぐにある里山の風景である
滝の水音や緑がいっぱいの田舎の変哲もない淡水の生きもの達
なにこの癒し感
 
人出が多かったのでのんびり観ていられなかったが、マイナスイオンが大量に漂う空間は非常に心地よかった
 
そしてスマスイ時代にもあったアマモ場や、新しく展示された明石の海のアクティブなタコたち、またイカナゴの展示は興味深い
さらには瀬戸内海の渦潮やら各種珊瑚礁の展示やら、旧スマスイでは上からしか見れなかったウミガメたちの海中を泳ぐ様を観察できるのもうれしい
旧スマスイで人気だった巨大淡水魚たちは、須磨シーでは無料エリアでスマコレクションとして見ることができる
 
 
里山の滝
(画像はお借りしました)
 
 
トロピカルな雰囲気の海岸部の生きものの展示
(画像はお借りしました)
 
綺麗な砂浜だが足を踏み入れることはできない
(まあ外に出れば須磨海岸があるので別にいいけど)
 
 
色とりどりの珊瑚礁の生きものたち
 
 
無料エリア「スマコレクション」
(画像はお借りしました)
旧スマスイ自慢だったロングノーズガーやピラルク等、巨大淡水魚がいる(数は減ったが)
 
 
とまあ、スマスイから失ったものもあるがスマスイには無かったものも多くあり、アイダにとってはかなり興味深く面白かったと思う
あえて文句をつければ大水槽がないのがちょっと残念
アイダは夏になれば大量の水が恋しくなるのででっかい水槽が欲しかった
でかい水槽が見たければ大阪の海遊館まで行かねばならんね
 
あと口コミでみんな言っていたが、動線が悪い、というかわかりにくい
ライブ館の1階にスマコレクションにつながる出口があるのだが、3階から降りる階段がみつからない…
(なんか結局はエレベーターがみつかったのでそれで降りたが)
 
 
ちなみにアイダのこの日の待ち時間
入園に30分
シャチパフォーマンスに90分
イルカパフォーマンスに40分
夕方のシャチに60分、と計3時間40分かかった笑
まあそのつもりで行ったのであまり苦でもなかったが
 
食事はテイクアウトで済ませたので時間はかからなかったが、シャチの見えるレストランやフードコートだと、またさらに待ち時間が増えることになると思う
パフォーマンスも良い席を確保するために早めに会場に行っただけなので、席を選ばなければ開演30分前くらいでも座る場所はありそう
 
個人的には非常に楽しかったわけだが、とにかくオープンしたてでまだまだ人出が多い
覚悟がなければ人出で楽しさは半減しそうだ
 
平日でもそうとう多くごった返しているので土日なんぞは行かない方が身のためなのではないかと思う
 
 
アイダなんぞはあまりに楽しかったので年パス購入しようかと思ったのだが、現在は年パス販売を中止している
なんでも事務手続きが間に合ってないらしい
 
ま、とりあえず夏休み後にもう1回行きたいと思っている