ヒト兄ちゃんのいない日 | aidaの世界2

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我が家のプリンス、ヒト兄ちゃんも13歳を超えた
 
年一だった健康診断も年2回になり、今年の春先に受けた健診では、ついに腎機能が低下していると診断が下された
 
腎臓自体は加齢によるものなので、まだそこまで深刻になるほどでもないのだが、それより問題なのがかねてより指摘されていた歯肉炎
 
早いうちに治療した方がいいとは言われていたのだが、全く痛がってないし、治療するにも全身麻酔が必要と大事になるので、まあいいかと思っていたのだが
 
ふと気づくとドライフードをあまり食べなくなってきているではないか…
これは歯肉炎が進行しているということか
もう待ったナシかも知れない、というわけで治療することにする
 
シニアなのでこれ以上高齢になると麻酔のリスクが高くなるので、最後の機会かも知れない
幸い腎臓の数値以外は問題なしということで去る6月6日に治療を決行
 
前日0時以降は食事抜き
我が家では一人だけたべさせないというのは不可能なのでネコ達全員抜きである
当日も朝からネコ達の抗議コールに耐えぬき、自分一人食べるのも気が引けるのであいだも朝ごはん抜きで、カフェオレ1杯だけ飲んで9時に兄ちゃんを動物病院に預けに行く
 
家に戻ってソッコーで残ったネコたちにごはんをあげる
 
あいだはというと
食欲がねえ…
 
たかだか歯肉炎の治療で難しい手術というわけではないのだが、とにかく心配である
麻酔に耐えられるだろうか
まれに事故とかあるし…
なんかあって連絡来たらどうしよう…
 
自分の時は(去年の骨折した時)1ミリたりとも心配しなかったのに、ネコたちのことになるともうね…
 
いつもは休日なら昼からビール飲みながらダラダラするのだが何をやっても楽しくない
夕方6時にお迎えなのだが時間が経たない
 
長い長い9時間をどうにか過ごし、そろそろ6時
お迎えの時間である
まあ何事もないのはわかっているのだが、ヒト兄ちゃんのストレスを考えると気が気ではない
 
あまり動じるタイプではないがさすがに怖かったろうな
ごめんよー(⁠ ⁠;⁠∀⁠;⁠)
でもこの先ごはんが食べられなくなると大変だからね
特に君は将来療養食になる可能性大なんだから
 
お家に帰ったらちゅーるをいっぱいあげようっと
と、思ってたら獣医さんから
今日は抜歯と麻酔と絶食の影響で食欲ないかも知れません、吐くかも知れないのでいつもの4分の1くらいでとのこと
あと犬歯を抜いたのでちょっと口角が下がって人相が変わるかもと言われた
 
マジか、それはショック
超絶美青年が自慢のヒト兄なのに
 
超絶美青年
 
結局抜歯したのは2本だが奥の歯がボロボロですでに溶けてほぼ無くなっていたらしい
人間なら歯痛で耐えられないだろうに、まったく痛がった様子はなかったのはヒトとは神経の状態がまったく違うのだろうか
 
 
さすがにお家に連れ帰っても元気はない
他のネコたちは病院の臭いぷんぷんのお兄ちゃんを警戒して隠れる始末
 
ヒト兄は1時間ほどして食欲が出てきたらしくごはんコール
ちゅーるを1本皿に入れてやる
物足りないと文句を言われるが元気そうで一安心
 
他の子たちにも半分づつあげようとしたが、ヒト兄を見て逃げていく
ヒト兄は全く気にしていないが
 
病院の臭いっていつまでするんや?
ちび兄はその日のうちに慣れたがお嬢(末っ子姫)はヒト兄を見るとシャーシャー言うし、慣れるのかコレ?
 
ちび兄
 
お嬢
 
ちなみにお嬢はすげえデカい
 
結局シャーシャー言わなくなるのに2日ほどかかり、治療から5日経った今では通常に戻っている
 
ヒト兄は歯茎の腫れもなくなり、ドライフードもまあ食べるようになったが、あまり気乗りしない様子
そういや元から偏食だったわ
グルメ猫は面倒くさい
 
 
治療後のヒト兄
 
 
現在のヒト兄
美青年に戻ってきた