こんばんは乙女のトキメキ

昨日のブログ記事



中国、ロシアはここ10年、どこの国よりも金を多く買い付けてきた。

両国はデジタル台帳に、独自の暗号通貨を開発している。新通貨の創造

公式に保有する金をスイスのノンバンク金庫に預け、他国にも同じように預けるよう勧誘。


新しいデジタル通貨を開始する。この通貨を1通貨あたり、1SDRの交換レートとする。


こういった記述があります。ちょっとまとめてはいます。(記載箇所 270頁以降)

SDRとは↓
国際通貨基金(IMF)に加盟する国が持つ「特別引き出し権」のこと


つまり、金という共通項(裏付け)でもつことで、安定的な新通貨を使えるようにということ。

ちなみに、現在は金と紙幣の交換
という裏付けはなく、お金は流通しています。

日銀に紙幣を持っていっても、金には交換されませんし、日銀には持っていった紙幣に応じた金の保有はありません。

金本位制という、金との交換比率が遵守される通貨体制であった時代があるのです。金の裏付けが必要なため、どんどん紙幣を刷りまくることができなかったということです。

それで、話を戻すと、SDRという引き出し権に結びつけることで、これまで、広く決済に使われた米ドルをかますことなく、取引できることになります。

しかも、先ほど伝えた通り、裏付けのないドルより、金に裏付けられた新通貨です。


再度、本の記述によれば、北朝鮮、イラン、さらには利便性、ドル不介入から経済大国のインド、ブラジルも参加するだろうとのこと。

サウジアラビア、オーストラリアも輸出関係が強く、このグループに入りうるとのこと。

さらに、金を売却すれば、ドルに転換でき、これにより、既存のドルベースのシステムともこのデジタル通貨システムが金を媒介として繋がる、と記述が続きます。


世界は金本位制を離脱したのに、今のように、対GDPでの赤字が雪だるま式に積み上がってきて、また昔の金本位制のように金に価値を見いだして、通貨に信任を与え、世界中でうまく立ち行かなくなった危機を乗り越えようとしている、これは興味深いです。

また、IMFも金価格にSDRを狭い範囲で固定しているのではと思われる動きも見られる(273頁~)とのことで、


まとめたら、『』です!!!


インフレが予測される日本、金の投資ですかね。。。


今夜も真面目に書きました。


おやすみなさいくまクッキー乙女のトキメキ乙女のトキメキ乙女のトキメキ