明けましておめでとうございます絵馬ピンクハート

初詣は、昨年、びっくりするほどパワーをいただいたこちらに門松

お礼をニコニコ乙女のトキメキ乙女のトキメキ


不確かな時代ではありますので、マイペースな私ですが、自分が求められていることって何かなという視点で、今年一年アプローチできたらな~と思います鏡餅


そんな意味でも新年初投稿は、私らしい金融のお話です乙女のトキメキ


今日1月4日のニュースで気になったのが、中国がデジタル人民元を年内にも始動させるというものです。

人民元は日本円のような中国のお金です。

これは、セキュリティの問題からも日本やアメリカなどでも導入はされていないです。

このデジタル人民元は、例えばビットコインのような仮想通貨とは違います。

それは、紙幣やコインという従来のものと形態を変えるものであり、人民元であるには違いないからです。


中国では、アリペイ、ウィーチャットペイで約8割の支払いがされ、残りもクレジットカードなどで、日本より圧倒的に電子決済が進んでいます。


では、この中国の動きはなにかといいますと、国際通貨覇権争いの動きと言えます。


今、決済といえば世界的にはドルだと思いますが、このドルに変わって成長著しい中国の人民元が覇権争いで存在感を増すための動きだといえます。

ドルは基軸通貨と呼ばれ、そこには強い信認があります。変動著しい暴落の恐れがある通貨より、ドル建てでの支払いを、あなたがもし、何かの売り手なら求めると思います。

このデジタル人民元は、wifi環境がなくともスマホがあればやりとりでき、銀行口座を持たない農村部などの国民に広く使われたり、その意義は大きいとされます。もっといえば、中国国内ではなく、中国と経済的につながりの深い国々でも、これは急速に広がる可能性があります。

そうやって、人民元の流通が広がること、決済で広く使われること、これが覇権争いに大きな影響を与えます。かつてのイギリスポンドからドルに基軸通貨が移行したように。


細かく言えば、こんな簡単な話ではないので、あくまで大雑把にとらえて、です。


このデジタル化、何が政府にいいかといえば、デジタル通貨ということによる、個人の膨大な情報を把握できるということです。

これにより、中国国民からしたら、監視が強まる、ということですね。


中国では、特定の地域でこのデジタル人民元を配布したなんてニュースもあり、別の国、例えば、反米同盟国のロシア、イランなどで基軸通貨として活用される可能性ですかね。。。


コロナのこの時期にこんな動きもあり、アメリカの感染の流行に比べたら、中国は落ち着いていて、なんだかな~と思ったりします。


仮想通貨もバブリまくっていますし、そわそわしちゃいます。


近日、日本株の今年の展望なんかも書いてみようと思いますくまクッキー


今夜はデジタル人民元のお話でした。

あいだあい