今頃、病院で手術に向けて

体調を整えていた時期だなぁ…と思い出します。

手術も無事に終わり、

2週間くらいで退院できると思っていたのに…

まさか…あんなに長くなるとは思ってもなかった…

 

訪問リハビリをはじめ、

担当の方から、介護ベットにしましょうか…と言われ

長く使っていた介護ベットから、

新しい介護ベットに変えたあの日

 

訪問リハビリの人に、起き方、座り方、

立ち方などを教わりながら、

リハビリ担当の人と、

一緒に体を動かして練習をしていた母。

 

起き上がるときの体の力の入れ方。

母は難しいようで、何回も練習をしていました。

そして、リハビリが終わり、疲れ果ててしまったのか

母は、介護ベットで横になっていました。

 

それからです。

次の日の朝が来るのが長かった一日。

母は、起き上がることが、

出来なくなってしまいました。

 

どうしたんだろう…

さっきまで元気に起きたり、

立ったりしていていたのに…

疲れてしまったのだろうか…

それにしても、起き上がれないのはおかしい…

起き上がろうとすると、痛がって泣き出す母。

 

どこが痛いの?

背中が痛い。。。起きれない。。。

そんな母をみながら、

訪問リハビリの人に連絡をする。

 

母が、痛がって起きれないんです。

どうしたらいいですか…

担当の人は、他にも患者さんがいるので

診に来てくれないとのこと…

マットをもう少し硬めのにするように指示。

 

介護ベットの人が来てくれて、

マットを交換しようとしても

母は、起き上がることが出来ないので

マットを変えることができない…

 

そして、余り痛がるので、

何か骨に異常があるのかもしれない…と思い

病院に行きました。

 

整形外科の先生に、今までのことを話していたら

脊柱管狭窄症の人が、なんで柔らかいマットなんだろうなぁ…

と言っていて

やっぱりそうですか…と私も共感してしまいました。

 

脊柱管狭窄症を持っている人は

硬めのマットにしないと、

腰に負担がかかるようです。

 

介護ベットを変えなければよかった

長い間使っていた、介護ベットを変えなければ

母は、こんなに大変なことに

ならなかったのではないだろうか…

 

介護ベットを変えてから

母の人生が変わってしまいました。

 

リハビリ担当の人が、脊柱管狭窄症の症状を知らないのか…

そんなはずはない…

リハビリの資格を持っているのだから勉強しているはず…

私はイライラしながら、

母が痛がっているときに、診に来てくれなかったことに

腹ただしく思いながら、後悔するのでした。

 

母が入院し、母の部屋に置いてある介護ベットに

私も寝てみると、体が沈んでしまって、腰が痛いくなり

これじゃ…母は、もっと腰が痛かったのではないかと…

思ってしまいました。

 

かわいそうに…どんなに辛かったか…

もう一度あの日に戻って、介護ベットを変えないで

リハビリを続けていたら…と思ってしまいます。

 

あの日からやり直したい…

もう一度、あの日に戻りたい…