私が好きだからキャロットグラッセ作ってくれた。

私がにんじん切ったり準備した。

お料理しながら、母の指示で作っていく。

調味料を入れたり、煮たりする。

お水とお砂糖、バターで作れるお料理。

 

でも、キャロットグラッセは、

火の下限とか大事で焦げてしまうことがある。

母に、焦がさないでね~

と言われた言葉を思い出す。

 

母は、一緒にお料理を作りながら

側で教えてくれていた。

そして、もう大丈夫ね!!

とよく言ってくれた言葉を思い出す。

 

色々なお料理を教えてもらった。

家に親戚の人がきたり、

姉が赤ちゃんを連れて遊びに来た時も

いつも母は、姉の好きな物を作っていた。

たまに来る姉に好きな物を食べさせたい…

と思うのだろう…私も側で手伝った。

 

そして、おいしそうに食べながら、

皆が笑顔になった。

そんな時のことを思い出した。

あの頃は楽しかった。

行事がある時は、いつも集まってお祝をした。

皆で一緒にお祝をしながら、

お話ししたり、お酒を飲んだり

私はそんな楽しい時期もあったんだなぁ…

と改めて思い出す。

 

皆で一緒に温泉にも行った。

可愛い甥っ子を中心に、皆で可愛がった。

もうあの頃には戻れない…

でも、私の中では、

心の中に大切な思い出としてしまって置く。

 

母と過ごした介護生活。

母と一緒に作ったお料理。

母と一緒に話した内容。

 

母はお料理が上手な人だった。

お料理を作って父の帰りを待っていた人。

私達にはお菓子を作ってくれた。

 

キャロットグラッセ

母の味にはならなかった…

でも思い出して頑張ってみよう!!