心に響く音色②
新聞や雑誌などを見るとよく掲載されている。
"心に残る音色~高橋鈴音~"
ピアニストとして活躍している彼女とはもう10年近く会っていない。
あいつ…
夢が叶ったんだぁ…
と記事をみるたび思う。
ガラガラッ!!
「先生!」
「おぅ、麻生。」
「お姉ちゃんが今週の木曜か金曜がいいって☆」
「…じゃあ、金曜日の夕方行くよ。お姉さんに伝えといてな。」
「はぁい♪」
「矢島先生…麻生さん、家庭訪問OKしたんですか?」
「みたいですね…麻生、家庭訪問初めてって…」
「そうなんですよぉ!今までは一度もOKでなかったんですよ?」
「まぁ、最後だからってのもあるんじゃないですか?」
麻生の家は理由あって、家庭訪問を受け入れたのは今回が初めてらしい。
お姉さんと二人暮らしと聞いている。
俺がどうしても家庭訪問をしたいと思ったのは、麻生の普段の学校生活が気になっていたからだ。
大人らしい雰囲気があり、クラスでも孤立しているようにみられる。
家での生活はどうなのか、一度、家族の人とはなしてみたいと思った。
金曜日…
麻生の家に向かう。
なぜか、普段より緊張はしなかった。
とにかく今は、麻生琴音について知りたいという気持ちが強かった。
「琴音ぇ、あんたの担任の名前なんだっけ?」
「お姉ちゃん知らなかったのぉ?」
「ごめんごめん、前に聞いた気がするんだけど…忘れちゃった♪」
「もぅ、先生の名前は
ピンポーン
「あっ、先生だ!」
ガチャ…
「先生、どうぞぉ♪」
「あっ、どうも…」
俺は目を疑った…
麻生の後ろに立っているのは、紛れもなくあのピアニスト"高橋鈴音"だった。
「鈴音…」
「卓巳?」
10年ぶりの再会に、二人は驚いた。
③に続く
"心に残る音色~高橋鈴音~"
ピアニストとして活躍している彼女とはもう10年近く会っていない。
あいつ…
夢が叶ったんだぁ…
と記事をみるたび思う。
ガラガラッ!!
「先生!」
「おぅ、麻生。」
「お姉ちゃんが今週の木曜か金曜がいいって☆」
「…じゃあ、金曜日の夕方行くよ。お姉さんに伝えといてな。」
「はぁい♪」
「矢島先生…麻生さん、家庭訪問OKしたんですか?」
「みたいですね…麻生、家庭訪問初めてって…」
「そうなんですよぉ!今までは一度もOKでなかったんですよ?」
「まぁ、最後だからってのもあるんじゃないですか?」
麻生の家は理由あって、家庭訪問を受け入れたのは今回が初めてらしい。
お姉さんと二人暮らしと聞いている。
俺がどうしても家庭訪問をしたいと思ったのは、麻生の普段の学校生活が気になっていたからだ。
大人らしい雰囲気があり、クラスでも孤立しているようにみられる。
家での生活はどうなのか、一度、家族の人とはなしてみたいと思った。
金曜日…
麻生の家に向かう。
なぜか、普段より緊張はしなかった。
とにかく今は、麻生琴音について知りたいという気持ちが強かった。
「琴音ぇ、あんたの担任の名前なんだっけ?」
「お姉ちゃん知らなかったのぉ?」
「ごめんごめん、前に聞いた気がするんだけど…忘れちゃった♪」
「もぅ、先生の名前は
ピンポーン
「あっ、先生だ!」
ガチャ…
「先生、どうぞぉ♪」
「あっ、どうも…」
俺は目を疑った…
麻生の後ろに立っているのは、紛れもなくあのピアニスト"高橋鈴音"だった。
「鈴音…」
「卓巳?」
10年ぶりの再会に、二人は驚いた。
③に続く






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