3歳から約20年ピアノを弾いていました。
親や周りの人の期待を背負い
コンクールに出たり
勢力的にピアノに関わっていたので
当然のことながら音大に進むと
誰もが思っていたそうだけれど
私の頭にピアノで生きる道は
まったくもって、なかった。
正直、自分の意思で
始めたわけじゃないピアノ。
物心つけば、弾くことが当たり前で
続けることも当たり前で…
自分の意思がなかったから
弾くことも、続けることも
できたのかもしれない。
＊
とにもかくにも
誰かのために頑張るピアノが好きじゃない。
その気持ちだけは
心の中にずっとうごめいていて
ピアノをやめると決めたとき、
誰もが反対をしたけれど
もう、この先
自分のやりたいことは自分で決める。
これだけ頑張ってきたものを手放すのだから
ピアノをやめたことを
誰もが納得してくれるような何かを
自分のチカラで必ず見つける！
そう強く思っていたことを
ふと、思い出しました。
（忘れていたんかいw）
それから、時が経った私は
自分の道をちゃんと見つけて
やりたいことのために努力を重ね
自分の道をしっかりと築きあげてきたけれど
自分のすべてを見返したときに…
誰かにやらされていたはずのピアノは
誰かにやらされていた部分が嫌だっただけで
音を奏でること自体は、好きだった。
誰かに決められた課題曲が嫌いだっただけで
頭と心に浮かんだ名前のない曲を
奏でている時間は、大好きだった。
親の想いを背負い、習わされて
たまたま日の目をあびたせいで
自分の意思もない中
続けなければいけない羽目になっただけで
「わたし、ちゃんと好きだったんじゃん」
そう思った2023年。
電子ピアノになってしまったけれど
もう一度、
ピアノがある暮らしになりました。
といっても、
全然弾く時間の確保できていないし
ブランクありすぎて
笑えるほど指が動きませんがw
わたしらしく楽しむピアノを
大切にしていこうと思います。
なかなかUPできていませんが
心に浮かんだ即興メロディが
だんだん溜まりに溜まってきたので
ヒーリング音楽として、また
自分の動画のバックミュージックとして
これからもピアノを奏でていこうと思います。
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