昨日、サミット主催、ハウス食品協賛、イマジンミュージカル製作のファミリーミュージカル「あしながおじさん」を観劇してきました。

 

私がよく買い物に行くスーパーのサミットで観覧チケットの募集していたので

ちょっと気になったので、応募してみたら当選♪

 

なので、ご招待頂いたと思って行くことになりました。

ちなみに二名まで入れるので、母の上の姉である伯母を誘ってみることにしました。

 

最初は

「ミュージカル?そう言えば最近見ていないわぁ。」

と、YESなのかNOなのか分からない返事でした。

 

出演者のお名前を出して、知っている人いるだろうか

いや、絶対に一人知っているだろ!と思いつつ、

お伝えしてみると

 

「松村雄基!? 俳優さんよね?知っているわよ!おばちゃん、好きよ、その人!」

 

やっぱりねー( ̄ー ̄)ニヤリ

 

昔、亡き母と大映ドラマの話をしていた時に

二人して松村さんのことでキャーキャー言ってたの覚えてたもの(笑)。

 

じゃあ行きますね?( ̄ー ̄)ニヤリ

 

「うん、行く!連れてって!」

 

みたいな会話がありましたが、前日までかなり暑い日が続いたので

アラ傘寿ですし、伯母もかなり体調が見えない。

 

「当日、行くか決めていい?」ということだったので

いいですよーということで

当日「行く」ということだったので、連れて行きましたさー

 

 

武蔵野市民文化会館!

 

私、ずっと此処って武蔵野市だから吉祥寺近辺にあるんだと思ってた。

でも、実際は駅で行ったら三鷹駅が近かったです。

 

 

入って、すぐに大きなシャンデリア!

圧巻でした。

 

さて、今回の演目「あしながおじさん」ですが

1990年に世界名作劇場のアニメで放映された「私のあしながおじさん」を

ちょろっと見た記憶があります。

 

話の始まりと、終わりはしっかり覚えているんだけど

肝心の中身は・・・ロックウィロー農園で休暇だっけ?くらいな記憶。

 

今度じっくりと原作本を読んでみようかなと思いますが、

ずっと、ほのぼのとした展開だと思ってました。

楽しくて笑える場面もあれば、急に胸が苦しくなるような悲しい場面もあって

でも最後はハッピーエンドでした。

 

アニメの記憶では主人公ジュディの孤児院の院長さん、ジュディの通う女学院の先生なども女性だったけれど

今回のミュージカルでは男性が演じられていて

その歌声に何かどこかで聞き覚えがある気がしていて…

 

家に帰ってからWikipediaで調べたら、分かりました。

昔、「おかあさんといっしょ」でうたのおにいさんをやられていた宮内良さんでした!

 

とは言え、私がリアルタイムで「おかあさんといっしょ」を見てた時は

坂田おさむさんでした。

おさむおにいさんの前(おにいさん二人)の前の、おにいさんだったみたいです。

 

だから、だったんかー!と納得。

 

とは言え、今回の主役はジュディ・アボット。

ジュディ役の女優さんである木内ひろみさんが、とにかくキュートだった。

 

最初の登場時は孤児院のお姉さん的存在だけど、まだあどけない感じがしていたのに

あしながおじさんのおかげで学校に行けることになって

寮生活を始めて学校生活を進めていくうちに少しずつ女性らしい声になっていってる気がしたのですよ。

意図的に、そうされたのかは分からないけど

時が進むに連れて衣装も変わっていったから、余計にそう思えたのかもしれない。

 

一幕と二幕の間に少しの休憩時間があって、

伯母に体調を含めて大丈夫かどうか話を聞いてみると

 

「松村雄基さん、声にハリとツヤがあるわねぇ。いい歳の重ね方をしているわぁって思ったんだけど。」

 

だけど?( ̄ー ̄)

 

「ジュディの子の方が可愛くて気になっちゃって、ずっと目で追ってしまうのよ。」

 

伯母よ、それは俗に言う「推し変」ですぜw

とは本人に言いませんでしたが。

でも分かる気がした。

 

アンサンブルの中に混ざっても、不思議と見つけてしまう。

笑顔いっぱいで動き回っているのに息を乱すことなく歌って踊っている。

 

一幕の時にも面白いシーンがあったし、こうやって笑える部分があるのだと思ってたら

二幕に入る直前にアンサンブルの方たちが客席側から踊りながら登場してビックリ!

 

私の席は通路側だったから至近距離。

思わず「か、かわいい!」と言ってしまったら

「ありがとうございます^^」って言う顔をしていた。

 

二幕でも笑えるシーンがいくつかありましたが

ジュディの苦しみのシーンがこちらまでも悲しくなってしまいそうで泣きそうになりました。

 

さっきまで笑顔だった子が切なそうな声と表情は、こちらまでも同じ気持ちになる。

 

だけど、あしながおじさんとの初対面となるシーンでも

笑える部分もありつつ、感動するハッピーエンドになりました。

 

アニメでは、「あしながおじさん」ことジョンスミスの正体が分からないまま進んでいたと思うけど

このミュージカルではジョンスミスとジャービスさんが同一人物であることが

観ている私たちには分かるようになっていたので

ジャービスさん役の松村雄基さんによる笑えるシーンもありつつ、奇妙な三角関係に悩む葛藤のシーンもあって、本当に飽きなかったです。

 

フィナーレで主要キャストの皆様も客席側に降りてきて

みんなで歌を歌ってくださって

先ほどの宮内良さんが、隣で歌ってくれました。

マイク越しではない生の歌声が直に聞こえて感激してしまいました。

(この生の歌声で、より「絶対にこの人の歌声、どっかで聞いた」という確信になった)

ちなみに、伯母は宮内さんに指差してもらうファンサをもらってたw

 

本当に心温まるミュージカルでした。

 

 

ということで、開演前のロビーで撮影したものをチラ見せです。

 

なんと今回1階席の6列目という、ステージからとても近い場所で観劇できたのです。

 

目が悪くなってきていて、亡き祖父(伯母にとっては父)と同じ白内障と視力の障害が少し出て来ている伯母にとっては

この近さで観られて本当に良かったと言っていました。

演者さんたちの表情がよく見えた分、ステージ全体を見るのは難しかった。

 

確かに遠方の席だと私も見えない可能性あるけどね。

 

ちなみに伯母はコロナ禍前に最推しの方のコンサートで最前列を引き当てたことがあるんだそうだ。

 

「目が合いすぎて困ったわよぉー。」

って。

 

うふふ。。。( *´艸`)

亡き母もそうだったけどさ。

そして私もそうだよ。

 

推しに対する情熱って、絶対母方の遺伝なんだなと今回思った。

 

帰りは、ずっと伯母のその推しの方の話、今回のジュディ役の木内ひろみさんの可愛さを熱弁する伯母の話を聞いて過ごしました( ̄▽ ̄;)

わ、私の推しの話なんて出来なかったよ。

今度聞いてくれるかな? いや無理だろな。

 

とりあえず、伯母の目が見えるうちにしたいことで

私に手伝えることは、したいと思います。

 

 

Aico