下垂体腺腫⑭〜入院2日目 手術当日(2)〜 | やっぱり頑張らない。

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一般家庭?これって普通じゃないの??

エレベーターを降り、点滴をカラカラ引いて歩いて手術室に向かいました。

手術室に入る前に、名前と生年月日を伝え、リストバンドでバーコード読み取り。

 

以下、手術内容です。

 

・麻酔は全身麻酔。

・気管挿管で咽頭鏡を使用。

→歯が欠けたり口唇を痛めたりする場合がある。術後、咽頭痛や嗄声(させい)になることもある。

・内視鏡を使用し、鼻腔粘膜を切開して摘出する。

・視神経の圧迫と内分泌の異常が認められるため、その部分の腫瘍摘出。

・海綿静脈洞にかかる部分の腫瘍は残存させる。

 

手術室に入り、お医者様たちに「よろしくお願いします。」と挨拶をし、手術台に横になりました。

麻酔科医の先生に「ちょっと怖いです・・・」と弱音を吐いたら、「大丈夫ですよ。起きたら終わってますから。」と優しく答えてくれました。

 

横になり、点滴から麻酔が入りました。腕がスーッと冷たくなっていくのが分かります。

「aicoさーん、聞こえますかー?」と左肩を触られ、

3回声を掛けられました。

2回目までは、意識がはっきりしていて

「あれ?これって麻酔効くの・・・?」と思って頷いていたのですが、

3回目に声を掛けられた後は、視界が真っ白になって意識を失っていました。