いつかは読みたいと思いながら借りては読みきれなかった半藤一利氏の本。

今回心して借りてきました。

「日本国憲法の200日」から読んでいる。

朝ドラに刺激されていますね。

半藤氏は終戦の時15歳だったようです。

昭和5年生まれですね。

私の父は昭和4年、母は6年です。

丁度その間でさね。

半藤氏が書かれているのは、終戦の時に何歳だったかと言うことは凄く大きいそうです。

一歳の違いで体験していることやその捉えも違うらしいです。

私の父は終戦の時16歳、母は14歳だったんですね。

父は呉の海軍工廠にいました。

亡くなる数年前に呉の海軍工廠で戦艦大和に人間魚雷を積み込んでいたと言うことを教えてくれました。

呉の海軍で祖父の弟が海軍大将をしていた関係で多くの人が頼って呉に行っていたらしいです。

戦艦ヤマトの映画の後、向島で展示されていた時、父は二度見に行ったと話していました。

自分が知っている戦艦大和が精巧に作られていたと話していました。

すでにアルツハイマーにおかされていたと思うけど、よく自力で運転して見に行きましたよ。

それほど思い入れがあったのでしょう。

第二次世界大戦の体験を語れる方々も少なくなって来ました。

せめて本を読んで戦争のない世界を願うしかありません。