浅田次郎氏の小説です。

京都の島原が舞台です。

京都の花街の中でも島原は別格だったようです。

祇園の舞妓さんとかと違って花魁なんだそうです。

今でも唯一残っている置屋さんに花魁はおられるとのことでした。

私の知り合いが島原の置屋さんを買って住んでおられます。

京都の町屋ですね。

物凄く情緒があって私は好きなんです。

大分年上の知り合いなんですが、ちょこちょこお邪魔させてもらっています。

高校の美術の先生をされていたので、色々と教えてもらうことが多くて刺激的です。

その島原の輪違屋という置屋さんに買われていった糸里の話です。

島原の中ノ町やら下ノ町などという町名が出てくるので何となく何処のことを言っているのかがわかり楽しいです。

島原の門は今も残っていて情緒があります。

東京で言うところの吉原ですね。