王貞治さんの生涯ホームラン数は868本であり、今のところダントツで世界一である。
1年に50本以上打つようになったのは入団から6年目からで、それはコーチの荒川博とともに研究を重ねて一本足打法を身につけたからだと言われている。
荒川博は合気道からヒントを得て一本足打法を考えたみたいな話をしていたが、一本足打法のどこが合気道と関係があるのか、合気道をかじった私でもわからない。
〈王貞治の一本足打法〉
ともあれ、「868本」というホームラン数は今後も破られないだろう。
王さんの時代は、150キロを投げるピッチャーなんていなかったし、ピッチャーの投げる球は速球かシュートかカーブかチェンジアップ程度だった(スライダーやシンカーもあったかもしれない)。
ところが今は150キロなんてみんな投げるし、スイーパー、カットボール、パーム、フォーク、シンカー、ツーシーム、ワンシーム、ナックル、スクリューボールと球種が多彩になっている。
バッターは、ピッチャーが球をリリースして間もなくバットを振りはじめないと間に合わない。
真っ直ぐ来る速球ならある程度のコースを読み取ってバッターはバットに球を当てることができる。
しかし、真っ直ぐだと見た球が曲がったり落ちたり、また緩い球だったりしたら、空振りしてしまうことになる。
次はフォークだと読んで振れば当たる確率が上がるが、読みが外れれば空振りか、スイングスピードを落として何とか球にバットを当ててファールにすることになる。
今は投高打低なのだ。
そういう状況でホームランを量産するのは難しい。
大谷翔平といえどもそれは同じ。
大谷の素質は王さんを上回っていると思うが、「868本」は無理だろう。
その大記録はおそらく誰も破れないと思う。
【ダイエット記録】目標達成体重より+1.2キロ。
