《2024年7月4日》ー家計管理は夫婦揃ってすべき | aichanの双極性日記

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恵庭に住んでいた20年くらい前、私は江別の建築資材会社で働いていた。

 

しかし社長がものすごいワンマンで、ついには建築基準法を無視するような資材の開発を社員に命じた。

 

私は販売促進課の課長だったのでその商品のパンフレットを作らざるを得なくなった。

 

これでは俺まで犯罪者になると思った私はその会社を無理やり辞めた。

 

長年、出版・編集の仕事をしてきた私は、そういう会社への転職を目指して就職活動に入った。

 

しかしすでに45歳になっていて、私の希望する職種の情報には巡り会えなかった。

 

それはいい。

 

退職して就職活動を始めたら家にいることが多くなった。

 

失業保険だけでは生活がやっていけなかったので私は焦ったが、どうにもならない。

 

雇用保険の職業訓練には通っていたが、それでは前の給料の6割しかもらえない。

 

職業訓練は毎日ではなく、元妻は毎日パートに出ていたので、昼間は私ひとりのことが多かった。

 

郵便物のほとんどは私が受け取った。

 

それで驚いた。

 

どんどん舞い込む郵便物の多くはクレジットカード会社からの請求書で、ひと月分まとめて総額を計算してみたら65万円もの請求になっていたのだ。

 

それに家賃を含めれば月に70万円以上の支払いが生じることがわかった。

 

ところが、それまでの私の給料と元妻のパート代だけでは月に60万円の収入しかなかった。

 

「今までどうやって返していたのか?」と私は呆然とした。

 

それよりらも、なぜまたこんなに多額の支払いが生じてしまったのか?

 

元妻はどういう家計管理をしていたのか?

 

それまで私は元妻に「貯金するように」とか「生命保険に入るように」とかしばしば言ってきたが、その都度、元妻は「はい」と答えるだけで、私は安心して元妻に家計管理のすべてを任せていた。

 

建築資材会社の仕事は過酷で、私は毎日午前様になるくらいまで残業していたので、家のことはほとんど元妻任せにしていたのだ。

 

しかし元妻は貯金もしていなかったし生命保険にも入っていなかった。

 

元妻を信頼したのが失敗だった。

 

失業保険金をもらっても前の給料よりはるかに少ない収入にしかならなかったので、家計を正常に戻すのは急務だった。

 

私は元妻に家計簿を毎日付けるように強制した。

 

「少しずつでも出費を抑えて、時間がかかっても家計を正常に戻せ」と忠告した。

 

しかし元妻にはそんな気はさらさらなく、仕方なく私はエクセルで家計簿を作り、元妻に命じてそれに毎日入力させた。

 

けれど元妻はその入力を嫌々ながらやるのみで、「少しずつでも出費を抑えて、時間がかかっても家計を正常に戻せ」という私の忠告などすぐ忘れて、何ヵ月経っても家計簿では毎月多額のマイナスになりつづけた。

 

そのうちに元妻は家計簿を付けなくなり、毎月の多額の支払い額はちっとも減らなかった。

 

これはもう離婚するしかないなと私は覚悟した。

 

こんなやつと一緒にいたら借金まみれになると思った。

 

しかし元妻は離婚を頑なに拒否した。

 

そんなとき私はうつ病になって働けなくなった。

 

それでもう完全に我が家の家計は破綻した。

 

債務整理などをしたが焼け石に水だった。

 

家計管理は夫婦揃ってすべきだったなあと悔やまれて仕方ない。

 

 

【ダイエット記録】0.3キロ減った。あと-6.5キロだ。