長女の壁 | 羽根たまご

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日々綴る日記のようなブログ

うちの長女、現在10才。

私がアメブロを知り、ブログを書きはじめた頃の長女は1才にもなっていなかった。

9年間、拙い言葉でここAmebaブログにて長女の成長過程などを私なりに長女と一緒に紡いできた。



幼い頃は体が弱く、

週に1度は必ず熱を出し寝込んでは保育園をお休みするという日々だった。




長女が6才の頃に、

体を鍛えるために・・・と始めたダンス。

ここに越して来て、すぐ横にダンスの先生が住んでいた。

夫からのアドバイスもあって、長女ナツはダンスを始めることになる。

かれこれ4年が経過した。


毎年この時期から、5月のゴールデンウィークに行われる大々的なパレードに、長女が所属しているダンスチームが参加するため、合同練習が執り行われる。




この時期の土日の自由な時間は、ゴールデンウィークまでの間、長女からは無くなるということだ。

小学4年生で土日休み無しでぶっ続けで4時間ダンス練習。

でも、長女よりもずーっと年下の子も文句言わずに頑張って練習している。




とうとう長女も、

「土日の休みがないとか無理~。めんどくさい;w;今年のフラワーフェスティバルには参加したくない」

と言った。

毎年当たり前のように参加していたので、

今年に限って意外な返事が返ってきたのだが、

そりゃそうだよな・・・土日ぐらいゆっくりしたいもんなぁ~

と、娘に聞いてみる。




「でも合宿には参加したいんでしょ?」

「うん、合宿は楽しいもん」

「そうか。要するに土日の練習がめんどくさいからフラワーフェスティバルには参加したくないわけね?」

「・・・・・。だってお母さんは知らんでしょ、どんだけ地獄の練習なのか」

「ん~知ってる。だってお母さんナツが低学年の頃までは見学してなきゃいけなかったから練習ずっと見てたじゃん?知ってるよ。それに、お母さんバレーボールやってたじゃん?お母さんたちね、“女子ラグビー部”って呼ばれてたくらい泥んこになって外練習していたし、あの時代はお水も飲んじゃダメとか言われて体中が砂漠かよっ!#って思うほどカラカラに乾いていたんだよ。倒れたこともあったんだよ。練習中に。」

「・・・・・。じゃあ、フラワーフェスティバルには出ないけどダンスは続けたい。」

「そっか。分かった。じゃあもう参加不参加のお返事の期限が今日までだからそういうふうにメールしておくね。ナツが決めたんだからそうしよう。」

「・・・・・。待って;w; もうどしたらいいか分からん!もぉ~っ##;w; ナツの唯一の取り柄や自慢できることは、ダンスなんだもん、いまのところ!でも土日の練習はめんどくさいんじゃもん!>< シクシク・・・」



泣きだすナツ。




「今年に限ってなんでこんなに悩むんだろ・・・でもめんどくさいんじゃもん・・・・><」


「うん。そうよね。めんどうよね・・・。ほんっま面倒。母さんも毎日夜ご飯作るのほんっまに面倒(笑)出来れば毎日楽したい。でもねー逃げるのはほんっまに楽ちんなんよ。ナツが今涙が出とるのは、ほんとはナツが一番よく分かってるからでしょう?自分で自分が嫌な事から逃げようとしてるってことに。だから苦しいんよ。だから涙が出るんよ。ナツはここ1年で体もぐんと大きくなったし、それに心だってうんと成長したんよ。だから、そうやって悩むんよ。誰もが通る道よ。桃ちゃんもそう、ひなちゃんだってそのはずだよ。みんな言わないけど同じなはず。」


「うん・・・っく・・・;w;」


「ね。いいよ。どっちにしてもいいよ。母さんはどの道に進んでもナツを全力で応援するもん。よく分からんことになったら、どっちに進んだ方が人の為になるのかって心の目で考えて進んできたって、ノーベル物理学賞を取ったおじさんが言ってたよね。母さんもそう思うよ。それにそうして生きて来たよ。ナツもちょっと冷静になってそういう風に考えてみたらいいよ。返事はすぐじゃなくていいよ。」



長女は考えたらしい。

ひたすら向き合ったらしい。

初めて自分と自分の欲望と忍耐に向き合って考えたのだと思う。

ナツの目は真っ赤だった。