中2男子(息子)が早朝、雨の中24時間営業の本屋に出かけた。
そして
今日も千円をなくして帰ってきた。
彼は絶対に財布を持とうとしない。
「あ、じゃあナシだね」
お替わりをあげる気は、もうない。
「それはお財布持てってことじゃない?」
「今まで自分のやり方でやって来てダメだったんだから見直すときに来てるんだよ」
ハッキリ申し上げた。
非常に不服そうな息子。
でも汚部屋に入りがけ、彼は明るい声で言った。
「転スラ新刊出たよ」
ハァ!?この期に及んで買えってコト!?もうごめんだ!
p(`Д´)qぷんすこ
「前の巻、汚部屋ですぐなくしてKindleで同じの買う羽目になったからもう買わない!」
「ママが(本を)好きだから言っただけなのに…そんな言い方しなくても」
ハイハイ。
愛情と感情に訴えるのは支配の常套っすよね。
ほじほじ
これで何十年何度感謝のできないダメ人間扱い受けてエネルギーを搾取されてきたか…
もうお前らの言うチンケでクソな愛情なんかいらねーんだよ!!
押し付けんなや!
あたしが欲しいもん持って来いや!!
私の中の姫、激ギレ。
( ̄∇ ̄)よほどですよ~。
今まで息子の言葉で理性を失うくらいキレていた時、言語化できなかった親への怒りが出ていたのかも知れない。
「いや、買えって聞こえたから」
我ながら見事な塩対応である。
私がそう思えばそうなのだ。
親も息子も私の思考を都合良くコントロールしてはいけない。
イチバンしてはいけないことを彼らは私にしてきたんだと思う。
息子は色々言い始めた。
こんなに支配されて監視されて…とか。
「ママの部屋に入れないし愛情を感じない」
「いや、あなたの部屋にも私入れないじゃん!」
「少しの時間じゃん」
少しじゃねーよ!
o(`ω´*)o
こいつら…両親も息子も甘えてたんだな。
弟はそんなことないもんなー。
私と話して元気になって、自律的に転職したもん。
こいつら、ホンット自分と向き合えないんだな。
前なら同レベルになってキレたかも。
余りに弱いから合わせてあげないとカワイソーと思ってたから。
でも
なぜか息子の言ってる言葉は
今日は私には全く理解不能な言葉の羅列なことに気がついた。
ハァ!?
ってレベルだ。
「私ほど管理しない親いませんけど?」
「人と暮らすなら歩み寄らなきゃいけないこともあるのに、あなた全くしないじゃん!」
「他の親はこうなるのを受け入れられないから、汚部屋になる前に掃除するんですー」
「それを私は全て覚悟して受け入れたんですー(これを愛と言わずして何と言おう)」
「学校は必要を感じないけど、汚部屋は片付けないとね~。自分大切にしよ~?」
「もうそれくらいの責任は取れる歳だよね!」
「何より私がイヤだから。私が嫌なことはしないで!」
「この部屋今は他人の金で払ってるけど、初期費用払って契約したの私だし、汚部屋の責任取るのも私だから!それも覚悟で受け入れたんですからね!」
あれ?あたし、ちょー頭いいじゃん。
どんだけ制御してきたの??
マジ有能だなー。
やるだけやった結果だから怖いもんないってのもあるか。
息子は私の愛情を感じないので、実家に行くと言う。
あっそ。
(我ながら強ッ!)
「ママが出て行けって言うから出て行く」
「僕はこれ以上できないのに」
息子は言い出した。
「教育費はくださいね」
捨て台詞。
(痛いとこつくなー(´Д`)金には弱いわー)
「あ、もう金ないわ♡」
「もう出すだけ出してなーんもない♡アハハ!」
「ジジババ教育費は貯めてっから大丈夫♡」
(教育費だけは出すの大好き)
「私は私にできることするからさ~」
なんか笑けてきた。
怖いモンなど台風と地震と停電と一緒に去ったわ。
さすが異次元ワールド!
何より今は心の中に大好きな人が住んでくれてるし、最強♡♡♡
存在するだけで私を支えるとか素敵すぎる男だわ~。あ~、やっぱ欲しいなぁ♡
「どちらにしても汚部屋は片付けてね♪」
「この部屋出るときも原状回復するんだから当然でしょ♡」
「あと、出て行くのは私が追い出すんじゃなくて自分の選択だよ?」
「逃げるのは君なんだから、私のせいにしないで自分の選択に責任取ろうね♡」
はー( ̄∇ ̄)スッキリ♡
息子はしばらくぶつくさ言ってたけど
次第に私が余りに動じないので
態度が普通になってきた。
むしろ、めちゃ機敏で好意的。
私担当の今日のプラゴミも出してくれた。
∑(OωO; )え、まじ!?
おもしろーい♡あはは♡
六畳一間の1年物の汚部屋は
私の手を借りずに清掃中。
・・・できるみたいです♡
嫌だから手貸したくなかったんだよねー。
以上、現場からでした(`・ω・´)