多方面から絶賛の嵐だったミュージカル「生きる」。
見ておくべきなんだろうな、と思ってなんとかチケットを手に入れ見てまいりました。
日本のオリジナルミュージカル、いいぞ、どんどんやれ!と思うのです。
四季のユタ、夢、三部作とか大好きだけど、なんとなく一般的には認知されていないし、すごくもったいないけど、「好きな人向け」感があるような気がしているのですが。
「生きる」は特に年配の方は絶対ご存知の映画のミュージカル化だし、有名な俳優さんも起用されているし、ミュージカルというものをご覧になったことがない方が初めて見てみよう、という気持ちになりやすい作品なんじゃないかなぁと思います。
観た回の渡辺は鹿賀丈史さん、小説家は新納さん。
狂言回しというかMCというか役の小説家、小西さんでも見てみたかったなぁ。もうチケット取れないし見られなくて残念。
訥々と、戦後の香りを感じながら描かれていく感じ、よかったです。
映画は恥ずかしながら見たことがないのですが、普遍的な切ないテーマで、しみじみしみるお話だなぁと思いました。
鹿賀さんが本当に余命わずかな感じで、役作りだとわかっているけどすごく心締め付けられました。。
久しぶりに鹿賀さん節を聞けて嬉しかったです。(いつぶりだろうか。。。ジキハイぶりかなぁ。。)
ただ、歌唱力を求めていないのだとは思うのだけど脇を固める方々がもうちょっとしっかり歌えるといいなぁとは思ってしまった。
あと滑舌良くない方ちらほら。。さしすせそ、たちつてと。
助役の山西さんとてもよかったなぁ。やなやつ。
そして息子の市原隼人さんもとても素敵でした。
これからミュージカルや舞台、他の作品でもご活躍されるのだろうなぁ。
正直わたしのお子様耳では記憶に残る曲がほとんどなかったのですが(ゴンドラの唄はもちろん知っていたし記憶にも残ってますが笑)、何度も観ればみるほどに良い作品なんだろうな、と思います。
そして客席も豪華だった…
みなさんお元気そうで嬉しい限り。





