朝の慌ただしいラッシュから、昼の、のどかな時間が経過し、再び、夕方のラッシュがやってきます。写真は、懐かしい、今治港、第三桟橋に、愛媛汽船のフェリーが停泊し、奥の第二桟橋に、水中翼船、さらに奥に、大島、三原行きのフェリーが見えます。全盛期ですねー
日が暮れると、客室の灯りが、点り、その窓の数や、高さにより、船の大きさや、船種がわかります。
これからは、当時の写真は、無いので、パンフレットから、抜粋します。懐かしいですね。
芸予諸島から、今治港への最終便は、21時くらいまで、各港からの高速艇は、19時くらいまで、尾道からの鉄道連絡船や、三原国道フェリーは、22時~24時と、遅くまで、頑張っています。
夜中まで、汽笛が、街中に響き渡ります。
神戸行きの、ほわいとさんぽうや、おくどうご2は、22時の出航、関西汽船は、別府から入港する、こばると丸(あいぼり丸)が、23時に関西に向け、出航し、その後、ゆふ丸(まや丸)が、別府から、入港、23時40分に出航します。
その後は、三原からのフェリーが入港して、長い長い、賑やかな1日が、終わります。
関西に向う、各大型のフェリーや、旅客船には、それぞれ、200~300人位が、乗り込みます。桟橋や、港務所、待合所には、人があふれ、船が着くと、一斉に乗り込みます。
今治港には、愛媛県東部の、壬生川、西条、新居浜から、多くの利用者が、集まります。
最終便が、入港すると、しばらく、港は、静寂に包まれます。船や、浮き桟橋が波に揺れて、時々、ギイ、キイとか、音がします。
早朝、まだ暗い内に三原からの国道フェリー1便が、入港して来ます。新聞や、郵便物などを運んで来るのです。
その後、隣接している、漁港には、そろそろ、漁を終えた漁船が、戻って来ます。
漁業組合所周辺では、今治名物の朝市の準備が始まります。夜明けには、まだまだ、時間があります。
今治港の一番船は、関西からの、関西汽船、あいぼり丸(こばると丸)です。まだ、暗い内に入港して来ます。