瀬戸内海諸港の良き時代 | ふねきちのブログ

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船が好きで、船ブログが多いですが、
たまには、料理なんかも載せてます。



  船四国、今治港です。今は使われていない立派な岸壁が当時のまま、残っています。

  ニコニコ手前から、阪神、大分、別府行きの大型フェリー岸壁、三原行き国道フェリー岸壁、大島行きフェリー岸壁、そして、客船用の第一、第二桟橋、一番奥が、小型フェリーが一度に4艘着ける、第三桟橋です。
  船因島から、各島に各駅停車して、今治に入港する、高速船です。

  ニコニコ昭和40~60年初め頃までが、瀬戸内海航路が最も繁栄した時代です。

  ヒマワリ各県の海の玄関口として栄えた主要な港は、高松港、今治港、松山港、広島港、三原港、尾道港、宇野港の7港でしょうか。

  ニコニコ中でも、高松、今治、広島の3港が入出港数ベスト3でしょう。

  船宇高航路を持つ、高松港は、一日の便数が、200便を超え、堂々1位。

  ニコニコ岡山、宇野と高松を結ぶフェリーは1時間当り、7便、昼夜8~10分毎に運航され、沖合いには、船が数珠繋ぎに見えていました。

  ニコニコ中国地方への愛媛の玄関口であり、芸予諸島や、三原、尾道、遠くは、阪神、大分、別府への大型フェリーが着く今治港が、第2位。一日の便数は、170便、入出港数は340回と、約3分に一回の割合で、入出港していることになります。

  ニコニコ今治港とほぼ同じ便数の船が出入りしていたのが、広島宇品港です。120万都市、広島市のベッドタウンでもある、江田島、能美島への船便は、まるで市内バスのように、頻繁に運行されていました。

  船現在、最も栄えているのは、宇品港でしょう。今も変わらず、江田島、能美島へのフェリーや高速船を中心に、四国、松山への船便も残っています。

  ニコニコ高松港も、宇高国道フェリーの廃止などで、かつての宇高航路の賑わいは、ありませんが、今でも、小豆島や、直島への船便で賑わっています。

  ニコニコ懐かしい、瀬戸内海の港、記憶として、いつまでも残っています。