2014年12月17日
「サイドストーリー」
出演:水谷豊 成宮寛貴
鈴木杏樹 川原和久 山中崇史 六角精児 山西惇 小野了 片桐竜次
ゲスト:丘みつ子 吉満寛人 まつながひろ
脚本:池上純哉
監督:池澤辰也
今回のカイトくん&えっちゃんは・・・
えっちゃんはお休み。
元日SPは<SPはレギュラー全員集合ルール>に則り出演なのですが・・・
物語としての膨らみになる登場の仕方だといいのですがね・・・
ただのノルマ消化になっていてほしくないな。
中の人も本当気の毒だな・・・
さて。
キャラドラマとして見ている私の楽しみポイント。
今回の最大のポイントは右京さんクッキングだったわけですが・・・
予告からネタバレはしてたわけで・・・
大したインパクトはなかったな(笑)
正確には予告を見る前にテレビ誌で紹介写真を見た時のインパクトが一番大きかったw
右京さんが花の里で包丁握っているんだもの。
よっぽどネタ切れでさせることなくなっちゃったのかなって思ったよ(笑)
①特命係
テーマが介護問題など社会派なので、あまり重くなり過ぎないように、
特命係が介護士に転職(違)
社会派回の「相棒」としてはコミカルにも見える要素を入れてバランスをとっていた。
櫻井脚本ならそんな要素はなかったと思うのでw(また鬱回書いてほしいけど)
珍しい右京さんのシーンなども見られて楽しかったです。
部長やてるおさんもすすんで特命推しだったのが残念。
そして、やはり・・・カイトくんの存在感。
単独行動で捜査してたのにね。
右京さんの長ぜりの間、置物化してしまっているのが残念でなりません。
バディとしての面白さはいつになったらでてくるのかしら。
右京さんに振り回される感じは楽しいのですが結局聞き分けのいい子で個性が消えていて残念。
②右京さん
包丁使いが下手でかわいかった!
玉ねぎできている右京さんも素敵(笑)
映像だからいくらでも差し替えることはできたわけで・・・だからあえてですよね。
あえて完璧でない右京さん。
幸子さんは離れて見守っていましたが、たまきさんなら立ち位置は隣りだったかな・・・
レシピからの再現は見事だったようですね。
料理って科学だから右京さん向いているだろうしね。
計っているのとか実験しているようにか見えないし。
花の里から特命部屋まで運ぶの大変だっただろうな(笑)
右京さんが読んでいた架空の本「TRIPLE SPY in LONDON」が気になった!
③カイトくん
一番楽しかったのは・・・
ホワイトボードゆらゆらさせてしまったところ・・・!
今回のカイトくんの一番の見所だったと思う。
おかげで右京さんの推理がまったく頭に入ってこなかったよ(笑)
優しい芹沢先輩がさりげなくカバーしてくれているのですがw
最後はスタッフさんの見えないヘルプでも入ったのかなw
結構ゆらゆらしてたよねw
お掃除の仕方をしらないカイトおぼっちゃん(笑)
土足のお家に住んでいてどうやってお掃除しているのだろうとか妄想が膨らむ。
業者頼みか彼女頼みか。
親の顔が見てみたいって言われてしまうカイトくん。
こういう台詞って日本社会ならではでよくあるんだけど、
親がいるのも当たり前じゃないんだよな・・・
当たり前のように親の顔が見てみたいっていうけど・・・
親と子を切り離して考えないんだよね・・・
ってやたらじみじみ受けとめてしまいました。
利用者をおんぶしてお手洗いにっていうのはありえないので、
介護の誤解が生まれそうだからやめたほうがいい演出だと思ったけど、
右京さんとの差別化で体力面担当のカイトくんっていうのが描きたかったんだろうね。
資格の取り方の選択肢とか限定的だし、
全体的に取材が足りていないなと思える内容だったけど、まあフィクションの範疇かな。
カイトくん(というか中の人)のお箸の持ち方が気になるので
お食事シーンは好きじゃないんですが、
右京さんの手料理を課長と一緒に食べていて・・・
汁物から手を付ける課長と主菜から手を付けるカイトくん。
違いがあって楽しい。
作法としては汁物からが正解ですが、
消え物の撮影はいろいろと大変だから、それぞれのリズムがあるんだろうね。
最後の親心をそれとなく諭す右京さんにカイトくんは右京さんの真似してはぐらかして返していたけど、気付く日がくればいいですね。
あの親子の姿を見てもピンとこないとはかなり屈折してますよね(苦笑)
カイトくんの親像が変わればいいけど。
カイト→カイトパパ、なようにカイトパパ→カイトなのだけど、
カイトくん的には一方通行だと思っているのでね。
「ボマー」の時に悦子さんとの子供にならなんでもできると思ったって言っていたので、
そういう親心を分かってはいるけど、自分の父親は違うと思ってしまっているのかな。
いつか気づけて受け入れることができればいいけど。
そしたら卒業だけど・・・
親心諭すのは悦子さんに言わせてあげでも良かったのにって思うくらい、
悦子成分不足している今季・・・!
④イタミン
本当、イタミン(というか中の人)は細かいリアクションしてくれるから楽しい。
定食屋ツッコミした後、食べようとする芹沢さんにストップをかけるイタミン素敵。
美和子スペシャルも食べなかったもんねイタミン。
だってイタミンにはスポンサー様のパンがあるから・・・!
一番素敵だったのは、「今夜中に決めてやる」ってところ。
かっこいっすアニキ!例のごとく的はずれなのも良いっすアニキ!(笑)
その後すぐ右京さんに出鼻をくじかれたリアクション含め、かわいい。
本当はまともな刑事なのに特命係がメインなのでイタミンはサイドストーリー担当だから仕方ないねw
⑤事件
サイドストーリーに思えるものも視点を変えるとメインストーリー。
だけど、一時間の刑事ドラマだと時間的な制約もあり
伏線のための登場ばかりでサイドストーリーはなかなか膨らまない。
事件のヒントを与えては役割を終えて消えていく登場人物。
事件のヒント以外の要素は不要とみなされる。
その登場人物にも人生があるのにね。
ドラマがあるのにね。
描かれることはない。
カイトくん&悦子さんのサイドストーリーがまともに描けていないのが良い証拠。
刑事ドラマのふりした人間ドラマに関心があってまともに書ける作家は古沢さんくらいかな・・・
前半戦ラスト回ということで「相棒」ではスタンダードな社会派エンタメらしい作品でした。
でも・・・
「相棒」初参加な作家さんにしてはあまりにも無難で・・・物足りない。
もっと冒険とかチャレンジとか、良き刺激を与えてくれる人いないかな・・・
当面は真野さん推しが続くのかしら。
ということで次回。
元日SP「ストレイシープ」
脚本:真野勝成
監督:和泉聖治
右京さんがちゃんと右京さんであることと、
カイトくんがちゃんと30代の警察官よろしく大人になっていることを望む。
100匹の羊(=大衆)がいて、1匹が迷えば、
飼い主(=神)は99匹を残してその1匹を探し求めるだろう。
っていうのが、どういう解釈で出てくるのか楽しみ。
予告で展開はある程度読めてしまったので。
長年見ていると予告だけでピンきてしまうものだし、予告のミスリードにも気づけるようになってしまうものなんですよね・・・
銃声、右京さん、日野警部補。
とりあえず、「バベルの塔」以来のスナイパー日野警部補に注目だね!
楽しみ。
そしてまた爆破(笑)
SPの爆破率の高さ・・・!w
社さんなんかも再登場なので、カイトくん&悦子さんどころじゃないのは分かりました(苦笑)
本当愛されてないんだから。
幸子さんと右京さんが勘違いされちゃうようですが、またつっこまなくてはいけなくなるのね。
脚本担当の真野さん。
もともと詳しくなかった「相棒」を研究して書いてくれているようだけど、
古沢脚本が気に入ったのかな(笑)
やたら古沢脚本から引っ張ってくるけどw
そしてその次の11話。
とりあえずテレビ誌によると輿水脚本ではないようなので安心。
良かった!
徳永脚本で良かった!
輿水脚本なら米沢さん卒業確定するところだった(笑)
おかげで安心して元日SPが楽しめるよ。
米沢さんのいない「相棒」なんて「相棒」じゃないからね。
11月3日に「米沢守、最後の挨拶」ってサブタイの情報が出まわってから、
全ては脚本家さん次第だと思って覚悟していたので良かった。
米沢さんの終わりは「相棒」の終わりと同時であってほしいよ。