aibonは嘘くさい病院の医者(ここではホテルマン)に連れられて中に入りました。
aibon、ここまで来たら、度胸も出てきたぞ!と、自分で自己暗示をかける・・・
医者のオヤジは、aibon達を、
ホテルのカウンター(フロント)に連れてきました。
フフフフ・・・・。
オヤジが指差す、ホテルのフロントとは、こちらでございます。
チーン・・・・
おい!
オヤジ!!!
ここは、もしやフロントなのか?それとも、aibon達の部屋なのか???
病人を受け入れる体勢、バッチリである。。。。
イラついたaibonは、以前習った教えどおり、
aibonは、とり合えず、
お決まりのイス蹴りをしてみた。
(*外人(特に中国人)とケンカする時は、軽く物を蹴る事!相手に恐怖を与えると、自分の要望が直ぐに伝わることがある。
まずは、右足の偏平足辺りで、傍にある物に横蹴りを軽くカマスこと。余裕が出てきたら、机を両手で揺らすこと。)
すると、オヤジは、「ここではないから安心してくれ!」などと言わんばかりに慌てていた。
よし、作戦はうまく行った!!!
aibonは、内心ハラハラで、蹴った足をさすった・・・・。
なぜなら、蹴りが強すぎた為、少々、痛かった・・・。
aibonは、病院のフロント(診察室)で、
部屋の鍵をいただいた。
じゃ~んこれがいわくつきの鍵です。
しかし、ショボイ鍵だねぇ・・・・
こんな鍵で、強盗・殺人・盗難は、大丈夫なのかよ。オヤジ・・・・。
ブブブブ~!
aibon家の田舎の家でも、今どきこんなショボイ鍵なんかねえよ!!!
香港の泥棒様に
「ご主人様!お入り下さいませ!」と
熱烈歓迎しているような鍵である。
オートロック・・・・・。
自動ロック・・・・・。
命もロック・・・・
アハハハ・・・・って・・・
冗談じゃねぇ!!!
こんなロックなんて、誰でも開けられる鍵じゃんか!!!!
アホゥ~!!!
逃げろ~!
そして、aibonが現在いるここは、ホントにフロントのロビーか・・・・・・?。
って・・・・これらは何?
異常に薬物臭い・・・・。
しかも、死臭らしき腐敗臭・・・・。
それに、オヤジがさっき着用していた白衣がキレイにかけられてあった・・・・。
患者が来たら、直ぐに迎えられる体制に、脱帽した・・・。
aibonの隣で、会社のオッサンが、
ゲロリそう(おえつ状態)になっている。
オエ~!
aibonの家の貯蔵庫で、玉ねぎが腐っていたニオイ以上である。
そればかりか、aibonが今年の2月に
自宅で納豆を手作りした臭い すら感じられる・・・。
ここは、アジアの玄関・・香港・・・・・。
しかし、
ここは、天国の入口・・診療所病棟・・・。
比べても比べられないほど辛い状況であった・・・。
「さぁ、どっからでも斬って来やがれ!」aibonは、日本語で訴えた。
すると、オヤジは、笑顔で、「一日300香港ドル(4500円程度)だ!」と要求してきた。
香港は、ハイシーズンで、部屋は、おろかもう既にホテルは、どこも満室であった・・・。
あきらめよう・・・・
aibonのタコ踊り(中国語会話)も虚しく、300ドルを6日分を2名分、医者におさめた。
そして、しばらくするとオヤジが部屋を案内してくれた。
どこへオヤジは、aibon達を案内してくれるのだろうか・・・・。
ホテルマンの偽医者は、aibonを連れて、更に奥に続く、
あの世へ続く狭い廊下を通っていきました・・・。
天国の階段ならぬ、地獄への廊下でございます。
嗚呼・・・
これから病棟の患者生活だ・・・・・。
自ら言い聞かせ、希望の扉を閉めた。。。。
続く・・・・