キルギスの春。



"ブラナの塔" で知られる

ブラナ近くの、我が家の農場。



夫達は今日、タンポポジャムを

作る為に、タンポポを摘みに

やってきました飛び出すハート



オーガニックが基本のキルギス。


牛たちも羊たちも、春になると

クローバーが生い茂る山に

放牧されます。


そこで1日のんびり過ごし、

お昼寝なんかもしちゃいます。



そんな、オーガニック大国のはずの

キルギスでも、最近は

中国の会社による農薬の使用が

増えている様で…



タンポポジャムを作ろう!と

タンポポフィールドに

行ってみた彼等は、


実はそこが農薬使用の

畑だったということを知り


急いで近くの親戚を訪ね、

農薬が使われていない

タンポポフィールドはどこか?!


と親戚の人に聞いて、

安全な所に来たそうです。



それがこちら。


黄色く点在するタンポポが

かわいいです。





ところで、タンポポジャムって

聞いたことありますか?


日本では、あまり聞いたことが

ない様な…。



キルギスでもチェリーや

ラズベリー、いちごやカシスなどは

よく聞きますが、


タンポポって初耳です。



はちみつの様な濃厚なジャムに

仕上がるのだそうで、


精力剤にもなるくらい

栄養満点なのだとか👀!



そう!そう言えば

キルギスではラズベリーも

民間療法として用いられており、


頭痛や発熱時に

ラズベリージャムをお湯に溶き、

薬代わりに飲むんですよねキラキラ




我が家の農場でも、

当初はラズベリーを育てようと

思っていたのですが、


ラズベリーがきちんと育つ為に

まず土の準備をかなり

してからでないと、うまく

育たないとの事で


今、チェリーからやろうか

それともイチゴにしようか

など、協議中ひらめき



その前段階として、去年は

まずとうもろこしから

始めたのですが、、、


出荷時には値崩れして

大変でした悲しい



まあ、そんな事の合間の

たんぽぽジャム作り。


一度作っておけば

長期保存が効きますし👍



手摘みでどんどん摘んでいたら、

こんなになるんです泣き笑い



これがどうやってジャムに

なるんだろうな〜



そうそう、

ラズベリージャムを作る過程は

前に見たのですが、


なんとすごい事に!!



酵素がふんだんなので

なんと煮詰める事なく、


てんさい糖に漬けて置くだけで

自分の酵素で組織を分解して

ジャムになるんですって…


非加熱の酵素ジャム。



私はこの話を聞いて、

ものすごく驚きました❣


そんなにエネルギーの高い

生の果実のパワーを

そのまま頂けるなんて!



日本なら、酸っぱいラズベリーに

大量に砂糖を入れてレモンと

グタグタに煮詰める…


という認識しかなかったのに。



外国(ヨーロッパ)の

ラズベリージャムも、

キルギスのラズベリーの様に

香り高く酸っぱくないものには


一度も出会った事が

ありませんでした。



一つ一つが驚きで、

キルギスのここまで美味しい

ラズベリージャムに感動し


ぜひ日本にも輸入したい!!

と熱望したのがきっかけでした。



今年はまず、他の育ちやすい

農作物から順に慣らして 土地を

作っていかないといけないので


ラズベリーは少し先になるかも

しれませんが、


先の楽しみ&目標になりました!



いつかは、キルギスの極旨な

ラズベリージャムをラブラブ



それまでの間に、こうして

タンポポや、

もう少ししたらチェリーなど


シルクロードの豊富な

生フルーツやジャムなどで


秋までの季節を楽しみますキラキラ