本日は2歳馬のレポートの更新と3歳馬と出走がありました。
まずは2歳馬のレポートから
オブラマエストラ(ブエナビスタの22)
6日 NF空港
週2日は屋内坂路コースをハロン15~16秒で2本、週2日は屋内坂路コースをハロン16秒で1本と、屋内周回コース2500mをハロン32秒というメニューを消化しています。課題としていた調教中の力みは改善傾向にあります。勢い任せに駆け上がるのではなく、以前よりも全身を使ったキャンターになっているので、その分しまいは苦しそうです。調教ペースに大きな違いはありませんが、調教内容の質は随分とあがりました。短期間のリフレッシュを挟みながらじっくりと鍛えます。3月下旬に計測した測尺は、体高160cm、胸囲180cm、管囲19.5cm、馬体重472kgです。
入厩しているクラブ馬がチラホラいる中、ハロン15〜16秒で終いが苦しそうなのは不安ですが、概ね順調なんでしょう。
リフレッシュ中での計測かもしれませんが馬体重が470kgを超えてきたのはいい傾向
牡馬なのでレース時に450kgは欲しいですからね。
そしてほぼ唯一の希望の星となってしまったシャイニングソードが阪神4R未勝利戦芝2000m16頭立てに8枠15番川田将雅騎手57kgで出走しましたが2着でした
馬場は良 馬体重は510kg(+2kg) 単勝1.5倍の1番人気 走破時計は2.00.4 1着馬ヤングスカーレットとは0.2差でした。
前走は初出走ということもあり 立ち止まったら立ち上がったりと幼さを出していましたが
阪神のパドックも2回目ですっかり落ち着いて周回していました。
止まれの合図で中内田調教師が来られた時にメンコを外しました。
すると急に雑音が入ってきたからか 少しイレこみました。
すかさずもう1人が駆け寄り二人引きにして落ち着かせます この辺りの対応の早さはさすがです。
しかし鞍下には汗をかいており メンコを外すのは馬場入り後でよかったのではと思いました。
本馬場入場時も二人引きでした。
スタートは五分
しかし行き脚は今ひとつで先行できず
後方から軽く促しながら番手を上げていき向正面では9番手
3,4コーナーにかけては激しく手を動かしますが反応は今ひとつ
しかしなんとかかんとか上がっていき直線入口では先頭に並びかけます。
スパッとは反応しないものの バテずにじわ〜と伸び先頭に
しかし4,5番手の内でじっとしていたヤングスカーレットが内に飛び込み2番手に
そこからシャイニングソードにぶつけるように馬体を併せてきます。
馬体を併せてから抵抗を期待しましたが、キレの差は如何ともし難く1馬身1/4離されたの2着でゴールとなりました。
4月6日(土)阪神4R・芝2000m戦に川田騎手57kgで出走、馬体重は510kg(+2)でした。
レースでは、ほぼ五分のスタートから無理なく流れに乗り、中団外め10番手あたりから追走する形でした。道中は終始促される形で、向こう正面から徐々に進出していきました。さらに3~4コーナーで大外から追い出されると、早くも先頭集団に並びかけて直線へ。その後は早々にハナを奪い突き放しにかかるも、残り1ハロンで内から抜けてきた勝ち馬に交わされてしまい、最後は1馬身1/4差の2着で入線しています。
レース後、川田騎手は「追い切りでとても良い感触を持ちましたが、現状はまだ馬体が幼くて、調教での良さを競馬で出せていない状態です。2走目でテンションが上がっていたこともありますが、それ以上に体の成長待ちな部分が大きいように思います。焦らずじっくりと成長を促せば、必ず良くなる馬だと感じます」とコメントしており、
中内田調教師は「調教ではもっと反応良く動けるのですが、競馬になるとスピードに乗り切れないのは、川田騎手の言うとおり馬体に成長の余地を残すからかもしれません。あれだけ促されてもシャキッとしないところがありますし、今は能力だけで2着までこれているように思います。権利は取りましたがソエの出やすい馬でもあるので、この後についてはレース後の状態を確認したうえで検討します」と話していました。
大跳びでワンペースでしか走れないようですね。
勝ったヤングスカーレットの操作性の良さが羨ましい限り
シャイニングソードが勝ち馬と同じ位置で競馬をしていたら掲示板もなかったでしょうね。
次走は続戦なら5月4日京都芝2200m(外)が良さそうですが、おそらく放牧でしょう。
じっくり秋まで待つと未勝利戦が終わってしまうので 6月の京都か8月の中京or新潟で出走し勝ち上がってもらいたいです。