うちの藍甕がヤバくなった(色が出なくなる)時の症状で今まで顕著だったのは
匂い系:ドブ系の匂いになり、液と攪拌時の泡が茶色くなる。(硫酸還元菌の過繁殖?)
膜系:表面に白い膜が張り、ところどころに大きめのプクッとした球っぽい泡が浮く。
攪拌すると膜が白いこより状になる。(匂いは確かドブ系だったかな…?)
の2種類を思い出す。
『白い膜』は一回しかないが、
『ドブ系の匂いが出始めて…やがて攪拌時の泡が茶色くなる(完全に色が出なくなる)』は何度も体験し、
現在も進行形で体験している。
以前はどうすればいいのかわからなくて、大量の貝灰をドバッと入れて
強制的に冬眠させていたが、
最近は冬眠させなくても色を復活させられるようになってきた。
なのでちょこっとご報告。
(自己流なので正しいかどうかは不明です。うのみにせず参考程度に。自己責任でよろしくです。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・調子の良かった藍甕から、ある日、攪拌時にドブ系の匂いがし始める。
・とにかくphを毎日確認して微調整する(ph11維持を目指す)。
・具体的には、毎日攪拌後にphを確認し、
貝灰を少し添加して攪拌。(うちの場合はph11までは上げて大丈夫。寝ない。)
※貝灰は、添加して攪拌してすぐ(当日)は正しいphが出ない(気がする)。
翌日に攪拌してph確認する。
そしてその日に貝灰をどのくらい添加するか量を決めて添加&攪拌する。
(貝灰を添加した翌日にph確認をする。一日おく。)
※色が出なくなるところまで進行せず、無事に匂いが正常に戻る場合と、
たった一日手を抜いただけで急に色が出なくなる(茶色)などの場合がある。
・色が出なくなっても焦らずに、上記のph調整と攪拌を毎日続ける。
・泡は茶色いまま(色が出ていない)だが
ある日、ドブ臭がしなくなる。
・そのまま、毎日のph確認と
ph維持(うちの場合はおおむねph11程度)の為の貝灰での微調整を続ける。
・藍甕が茶色い泡から青い泡に戻るまで、
ひたすら毎日上記の工程を繰り返す。
※ph12くらいに至ると寝てしまう可能性が大きいので
貝灰を一気に大量に入れないよう注意。
※また、もしも寝てしまっても、自然にphが下がってくるまで待てば、ある日復活する。(うちの藍甕の場合はそうだった。)
※寝てしまった場合、攪拌を続けるのと放置するのとで、復活の早さがどう違うかは未検証。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
うちの場合は上記の方法で、
一度いってしまった藍甕が、1週間~10日?くらいで帰ってきました。
まだ成功例2回だけ。
他の藍甕たちは、匂いが出始めたら『茶色い世界』に行ってしまう前に呼び戻しています。
今、茶色い藍甕がまた1つ出たところなので、
引き続き自分でも検証してみます。
…以前は、ドブ化したら、焦って液部分を全て捨ててしまったり、
乱暴に大量の貝灰を添加してph12~13に上げて強制冬眠させたりと、
ドタバタしていましたが、
早い段階で(匂いを感じたら)細やかに貝灰でphを微調整するだけで
無駄や大惨事を防げるのなら、とてもいいですね☆
…以上、あくまで自己流なので、よろしくです。