冬眠液の修復、
ヒーターを使用しての秋冬バージョンです。
その後の様子。
一日一回、攪拌。
24時間保温して30度前後をキープ。
…しかし、ずっと変化なし…だったのが、
とうとう色が出ました。
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寝た藍を起こす作業の参考にさせて頂いたブログはこちら。
《 2022年12/5 》
☆20Lシール(本建て)
変化なし。
《 2022年12/6 》
☆20Lシール(本建て)
変化なし。
《 2022年12/7 》
☆20Lシール(本建て)
変化なし。
もう意味がない気がして、攪拌をサボッた。
《 2022年12/8 》
☆20Lシール(本建て)
写真無し。(見た目の変化なし。)
なんと!
一日攪拌をサボッただけで、
翌日の今日は腐敗臭が…。
藍甕さんは、藍の菌さん達は、本当に繊細。
実は引っ越しの時期が決まり、
また、ずっと変化がないのでもう諦めようと思った矢先だった。
こちらのやる気がなくなった途端に腐敗。
気にかけていた時は、
攪拌を一日くらい忘れても、腐敗なんてしなかったのに。
とりあえずルーティンで攪拌。
しかしこの藍甕は、すくもごと染め液を廃棄する事とする。
ヒーターの電源も切った。
《 2022年12/9 》
☆20Lシール(本建て)
廃棄を決め、昨夜ヒーターを切った藍甕。
捨てなきゃなー、と蓋を開けると、
腐敗臭がしない。
むしろ普通の藍甕の匂いがする。(沖縄の藍染め工房でよく嗅いだ藍の匂い。)
また、うっすらと、少しだけ酸味のある漬物臭というか。
『発酵臭』とも言える匂いがする。
心なしか、表面に弱めの紅みたいなものが点々と浮いている気がする。
もしやと思って色見すると、なんと!
色が出ている。
死(廃棄)を察知した藍ちゅんが、
これはヤバいと、ちょっと本気出してきたか。
つくづく藍甕、藍の菌達の感受性のようなものってすごい…。
とにかく色が出て嬉しい。
ヒーターも再開した。
ヒーターを一旦切ったのが良かったのかもしれないので、
ヒーターの温度設定をわずかに下げた。
色が出てきたので、
セオリーどおり、灰汁でゆるく炊いた小麦フスマを投入。攪拌。
フスマを投入して攪拌後。
この前の段階で、
貝灰を入れすぎたせいで冬眠してたので、
貝灰はあえて入れない。
夜の様子。元気。美味しくフスマ食べてるかなー。
元気な藍ちゅん久しぶりだ…。
気を良くして、今日は以前に買っておいた
染め素材(子供服とか)の洗いと精錬もする事にした。
精錬液は、アルカリウオッシュでph9.5くらいにしている。
あー早く染めたい☆
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今月末に引っ越しが控えているので、
そうそうゆっくりも染めていられないけれど、
せっかく建った藍。
少なくとも1~2回は染めたいものです。
染めた後は引っ越しの為に
冬眠藍甕のすくもを水切りして、
シール容器に詰めて郵送する工程をブログしてみようと思う。
その後は、到着後、無事に使えるのかどうかも追ってブログ。
これは早くて1月後半となる。
そんなこんなの、
年末になってからの、まさかのドタバタですが、
この後の様子は
次回以降のブログにて。