このブログでは引っ越し後、浴室ではなくキッチンでの藍染めにロケーションが変わってから買い足した道具類、秋冬用ヒーターなど、

藍染めの更なるバージョンアップを図るために購入した道具類をピックアップしてゆきます。

(道具に関してはここにまとめようかなと思案中。)

 

 

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《浴室で藍染め時代》

 

私は2022年の4/30に灰汁取りを開始し、

GWに藍を仕込みました。

 

季節は春だったので、藍建てしていたレオパレスの浴室の気温は23~25度くらいはありました。

 

 

しかし、藍建ての為に(藍建ての適温は30度)、丸ペールを一回り大きい角形タブに入れて湯煎して、

温度管理をしていました。

 

 

あとで考えると、この湯煎の温度管理はやりやすくて良かった。

角形タブの底に水抜き栓がついていたので、気づいた時、冷めて水になったのは底から流して捨てて、

また栓をして上からお湯を入れてました。

 

 

 

《キッチンで藍染め時代》

 

同年、2022年6/6に引っ越しした先は、同県内で少し南下でした。

季節柄、気温は25度~28度となり、藍建てしやすい季節です。

 

 

季節(気温・温度管理)は藍染めに良い季節ですが、

私は菌の問題で2甕目の藍建てに失敗しました。

 

 

 

キッチンの床は木目プリントのビニール床(クッションフロアーというやつ?)なので、

もしも藍染めの染め液がこぼれても、拭き取る、タワシでこするなどで取れるので、

藍染めをする場所としては、室内であるにしては、なかなか扱いやすい床です。

 

 

浴室ではなくキッチンで藍染めする事にしたのは、

今回のアパートは浴室にトイレがあり狭かった事と、

構造上、排水溝の管理が自分でできない造りだったからです。

 

レオパレスの浴室で藍染めをしていた時、

『洗い』は、洗面台と湯舟の中に角タブを置いてやっていました。

ここの浴室は、洗面台の流水も湯舟の流水も全て床の一点の排水溝に集まり、

そこのゴミ受けでゴミ管理できました。

 

 

藍染めって何かクリーンなイメージでいましたが、

実際に作業してみると、すくも(藍草)の細かいカスで、

浴室の排水溝の集合ゴミ受けがけっこうすごい事になります。

 

見た目はきったないこげ茶のドロドロですが、

すくものカスなんだ、と知っていると汚いという感じではなく、

その事はありがたかったです。

 

 

浴室が染めに使えないとなった時はショックでしたが、

 

『キッチンで染めればいい』と気づいた瞬間、

冬にも染めがしやすい、藍甕と全ての道具や材料が一緒に置ける、理想的な染め場であると気づいたのです。

以前の浴室では水気の問題で、熱帯魚用のヒーターの導入が難しかったのです。(入浴中に感電しそう。笑)

 

 

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それでは、浴室での藍染めから、キッチンでの藍染めに転向したあとに買い足した道具、いきます。

 

 

 

 

☆角型洗い桶

キッチンのシンク内に収まる洗い用桶、底に水抜き栓のあるもの。

 

今のキッチンは作業場所が広い割にはシンクが小さい。

その中に納まるものとして取り急ぎネットで購入しましたが、

いずれもっとサイズの大きなものに買い替えたいと思います。

でもモノ自体は可愛くてお気に入り。

 

 

 

 

☆平台車

染めをする時に、シンクの近くまで藍甕を移動させる為に、

藍甕を置く台車(80キロ耐荷重)。

送料無料で2067円!

自分で紙ヤスリを全体にかけてから使用。

 

台車ってネットで見るとけっこう高価で、

1000円くらいで買えるだろうとタカをくくっていた自分の期待は裏切られました。

そんな中で、この商品は耐荷重が重いわりには安かった。

木製というのもナニゲに心くすぐられました。

 

 

 

 

 

☆熱帯魚用ヒーター

正藍染めのブログを読み、

保温(加温)の必要があると知り、とうとう熱帯魚用のヒーターを購入する事に決めました。

購入したヒーター。(2022年秋に購入)

 

 

正直、熱帯魚用のヒーターなんて、私に遠い世界であり、

種類もたくさんありすぎて眩暈がし、あまり考えずにあまり沢山見ずに決めてしまいました。

 

 

1本目は100Wタイプを購入しました。

 

使用感…秋の気温では、27~28度の設定で、29~32度を保てています。

 

冬期間、気温が本格的に下がった時の事を考えても、

少し余裕のあるスペックにしておいて良かったと思いました。

 

 

でも次回、2本目を購入時には50Wを試してみたいと考えています。(電気料金の節約☆)

 

※後日追記:2本目は50Wタイプを購入しました。

自分の扱う藍甕(35Lのタブの中に、20~25Lの藍甕をセットして湯煎。)

では、充分に保温ができます。

 

 

 

 

☆平台車(小型)

また狭いレオパレスで藍染めする事になったので、

染め→洗い作業の時、

藍甕をキッチンのシンクに移動しやすいよう、

藍甕をのせる台車を購入。

小型で連結もできるタイプ。

※使用感…35Lのタブで湯煎した

20Lの藍甕を載せたが、

移動不可能。

すこしたわむ感じ。

 

上記の木製台車の方が秀逸。

後日もう一台購入し、差し替える事にした。

 

この台車はまた別の使い道を考える。

 

 

 

 

 

 

 

☆25Lシール容器

狭い賃貸では、45Lのポリバケツよりも、

コンパクトな漬物用シール容器の方が使い勝手が良いと感じ、

二つ目を購入。

今回は、前回より少し高さがある25Lタイプ。

(タブで湯煎にする時に扱いやすいように。)

 

 

 

 

☆地方のマイナーな100均で購入した

ステンレスボウル(大・中・小)

写真は大:21㎝。

 

寸胴とは別に、新しくて濃い灰汁を取ったり

 

Tシャツを1枚ずつ精錬したり

 

小で小麦フスマを炊いたり。

 

ものすごく使い勝手が良い。

大きいのまで100円なのが嬉しすぎた☆

(キッチン用にも別途購入。)

 

 

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※このブログ文『藍染めの道具:2』には藍染めの為に購入した道具類について随時UPしてゆきます。

道具まとめとさせて頂きます。