CCLをやろうと思ったきっかけ | ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家 吉武大輔 official Blig

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ビジネスに使えるスピリチュアルの専門家の吉武大輔です。現実的な成果を生み出す経営戦略と、精神的な豊かさや本質を追求するスピリチュアリティの両方をバランスよく統合したメッセージをお伝えしています。



ある日、大切な人と食事をしていて

翌日がその人の誕生だと偶然知った。


「何か自分にできることないか」


近くにある花屋を調べた。

<閉店時間、21時>


今の時間は、20時50分。


考える前に、走った。


花屋に到着したのは、21時02分。



『すみません。まだ間に合いますか? どうしてもお花を買いたいんです』


花屋の人は、わしの顔も見ず

締めの作業をしながら、こう言った。


「もうレジ閉めたので、無理です」



もう一度丁寧に頼んだ。


『大切なひとの誕生日なんです。閉店時間なのに、本当にすみません。なんとかなりませんか?』


「もうレジ閉めたんで、無理です」




レジを空けることが業務的に難しいとしても、

その対応に、ココロを感じなかったことが寂しかった。


目の前に、お客さんがいて

自分の商品を求めているのに、なぜ提供しないんだろう?



ビジネスとして考えて、 一回だけの売上で考えたら、

閉め作業を優先して、断った方がいい場合もあるかもしれない。


でも、LTV(顧客生涯価値)と口コミを考えた場合、どうだろう?


あなたが同じ立場だとしたら、このお店にもう一度来たいと思うだろうか。




人は、モノや商品が欲しいんじゃない。

「感情」が欲しいし、「感動」が欲しい。

ココロを求めているんだ。



もし、ここでこの花屋さんが

「分かりました!最高の花束、お創りします。任せて下さい!」

って言われたら、あなたはどんな気持ちになるだろう。


きっと、何か花が必要なときは、この花屋を選ぶに違いない。



人は、究極的に、誰かに喜んでもらいたい生き物で

同時に、自分も一緒に喜びたくて、生きてるんだ。


わしが花屋さんだったら、

事前に、お祝い事を想定したカードを準備しておいて

『よかったら、今からお花をつくる間に、メッセージを書きませんか?』

って伝えると思う。

他にもできそうなことは、沢山想像できる。



お花って、自分の為に買う人もいると思うけど、

大抵は、プレゼントするために買うと思うんだ。


そうだとしたら、 事前に準備できるものや、

お客さんに求められること、

どしたら、もっとお客さんを喜ばせることができるか

って 予想できる。



「自分は、本当は、何屋さんなのか」


今一度、考えてみよう。

花屋は、花だけを提供すればいいのかな?



相手に本当に喜んでもらえる商品やサービスを用意して

一回の、たまたまのご縁を、一生涯の繋がりに変える。


それが、商人の仕事だと思う。



だから 商人は、「人のココロ」を熟知していないといけない。


ココロを理解できると、商売が理解できる。

「ココロ」を知ると、「マーケティング」を扱える。


【ココロ × マーケティング = コミュニティ 】


理想と戦略を組み合わせて、コミュニティをつくる。

そんな商人をひとりでも多くつくる。


その為の場所が

Community Consulting Labo(CCl)です。

*CCL HP
http://cocoro-marketing.com/ccl.html


2月は、阪本啓一氏を迎えた講演とスペシャル対談を開催します。どうぞご友人と一緒にお越し下さい。





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