自分たちの想いや理念を時間とエネルギーをかけて練り続けて、
外の世界に告知したとする。
これまでの想いを文字にして、図にして、写真にして
よし、これでみんなに知ってもらえた、と。
でも、ここで、ほっとしてはいけない。
一回、告知したものは、
必ず「定期的に報告」することが重要。
でなければ、自分たちの活動や想いを
知ってくれもらえた人、興味を持ってくれた人たちも、
時間が経つにつれて、興味・関心が薄れてしまう。
一番最初の告知は、知ってもらうだけで精一杯だと想えばいい。
知ってもらって、興味を持ってもらって、体験してもらって
強い関心を持ってもらって、一緒に創る仲間になってもらう。
このステップを事前に設計しておくことが、
仲間やコミュニティをつくる上で重要になってきます。
なので、お客さんとプロジェクトの橋渡しとなるツール(今回はFacebookページ)ができたら
早急に、初めて情報を伝えたの仲間に「いいね」をもらい(参加してもらう最初の入り口。アメブロの場合は読者登録)
最低、週に数回は活動報告、想いなどを更新すること。
これが、ビジネスでいう顧客教育になる。
定期的なリレーションを、顧客と取り続けると
「潜在顧客→見込み顧客→新規顧客→既存顧客→ファン→ロイヤルカスタマー」
の順番に、お客さんとの関係がより深まっていきます。
まずは、【たった一人のロイヤルカスタマー】と出逢いましょう。
それには、情報を発信し続け、貢献していくこと。
事業者は、与えて与えて与えて、
最後に残ったものをもらう、という感覚で良い。
最初からお客さんからお金をもらおうとすると、必ずズレが生じ、
LTV(顧客生涯価値)が短くなり、集客コストも高まり
結局、双方にとっていい関係が創れず、短期で終わってしまう。
日本人のビジネスモデルは
農耕型をベースに、必要に応じて狩猟型(お客さんと共に猟りに出る。お客さんを猟っちゃダメ)にするのが、風土や性格にあってると想う。
※詳しくは、来年のCCL3月5日の講座にて
顧客教育というプロセスを続けることは
自分たちの想いを確認し続ける最高の手段でもあり
同時に、自分たちが行動する理由、行動をやめない理由にも繋がる。
中途半端なものを伝えれば、すぐに反応が悪くなるという
分かりやすい指針になるしね。
ビジネスやプロジェクトは、お客さんと事業者が
一緒になって、新しい未来をつくるための最高の遊びです。
事業者がコントロールするのでも
お客様は神様で、へりくだるのでもなく
あなたが持っている資産・リソースを使って
「この指とまれ」で、一緒に遊ぶのが、ビジネスだと想います。
楽しそうに、ゆかいに、穏やかに
あなたのプロジェクトを進めて下さいね:)