皮膚・肌の勉強〈10代 〜 〉/
皮膚という体表にある皮は、人体では最大の “ 臓器 ” と言われています
とても早い再生力があり、小さな傷なら数秒で止血がされ修復がはじまります
皮膚は、強重 (きょうじゅう) な表皮 (ひょうひ) と強健な真皮 (しんぴ) と強養 (きょうよう) な皮下脂肪の三層構造です
外側にある表皮
表皮は、何層もの角質が重なりあい、汗と脂が混ざり合った皮脂膜という弱酸性のうすいクリームでからだの表面の抗菌・殺菌・保湿が保たれているので、暑さや寒さや水や湯に容易に溶けてしまうことはありません
表皮の下層にある真皮
真皮は、コラーゲンと言うタンパク質をつくり柔軟な繊維を全身に張りめぐらせています
真皮の下層にある皮下脂肪
皮下脂肪は、外界からの刺激や衝撃からからだを保護し、体温を維持する機能を持っています
柔らかくよく伸びちぢみをして、
強く丈夫な張りがあり、
栄養の豊富な貯蔵ができて温かい、
なんて 奇しい皮膚なのでしょう
わたしの全身をおおっている素晴らしい肌に、今日もありがとう。
からだの中が透けて見えてしまう水母 (クラゲ) は、骨がなく、5%の寒天質とあとの95%は水分だそうです
クラゲは、海の中で生きられる奇しい皮膚を持っているのですね。
♢食用のクラゲ(乾物)♢
乾燥されたクラゲを水でもどしてコリコリした歯ごたえでキュウリやオクラなどの夏野菜とあわせて三杯酢で美味しくいただけます。
からだの熱を下げ・のどやせきやたん・便秘の腸をうるおし・血行をよくするので・むくみをとり月経のリズムの血の巡りも良くしてくれます。
(7.27水.2022)