いろんな言葉が自分を弱くする
いろんなことを考えたら明日が撃ち抜かれて

夢とか希望とか知らない男になる

視界の端の辺りで雨に打たれて全てを受け止めてみる

朝の駅の階段は
自分の気持ちのように
一気に昇る波と
一気に下る波が

わかっているように
目を閉じるように心を閉じる

時に昨日を後悔しながら
時に明日を疑いながら

今日を閉じる

待ち続けて
待ち疲れた僕を支えるものはもう何もないことに気づいた

少しくらいなんとかしようと思った
自分のこと

支えられてるような
支えてるような

夜まで待って空からやっと降りてきた星の視線のように
大事に大事にしていたものが

形あるものは必ず消えることを学んだ記憶を呼び起こす

形ないものの脆さも同じことを知ったのはだいぶ後のことだが

またそれを刻み込むことになるとは

さようなら

どうか
お元気で
軽く軽くと思っていたものが

掌の中で
気持ちの重さに耐えられなくなりそうで

人を心配するという扉を開けるのは
片想いの告白に似て
相手の深い部分を知らずにこちらから与えるものだから
とても怖い

物事には必ず理由があり
そこから生まれるなにかを僕は待つしかない

僕があなたにできることはなにもないことを知ってる

それでも

やっぱり

想えばこそ

扉に手がかかるのです

拝啓

春を待ちわびて
吹く風の冷たさを
あなたの記憶で温めて

いつくるか知れないあなたの笑顔を

待っています
なだらかな坂を登る夢を見た
流れない景色が
優しい顔で

時には見上げるような坂を登る夢もあって

どこかを痛めながらそれでも行かなきゃいけない気がしてしまう

坂を登りきったら
新しい空気がほしいね

新しい朝が運んでくる新しい空気

君が
深い闇にいるなら
僕は
深い闇で君を待とう

君が
新しい空気を見つけた時に
僕は
そこにはいないけれど

新しい空気を浴びた君から生まれた風が
僕に届いた時

また君を見よう