軽く軽くと思っていたものが

掌の中で
気持ちの重さに耐えられなくなりそうで

人を心配するという扉を開けるのは
片想いの告白に似て
相手の深い部分を知らずにこちらから与えるものだから
とても怖い

物事には必ず理由があり
そこから生まれるなにかを僕は待つしかない

僕があなたにできることはなにもないことを知ってる

それでも

やっぱり

想えばこそ

扉に手がかかるのです

拝啓

春を待ちわびて
吹く風の冷たさを
あなたの記憶で温めて

いつくるか知れないあなたの笑顔を

待っています