なんだろう
明日が痛い気がするのは

なんだろう
赤の記憶が蘇るのは

本当の気持ちに君を浮かべて
水平線くらい手を広げて

指先に触れたものを
冷たいとは言わずに

受け入れた日を今日と名付けてみよう

ひらひらと蝶々のように舞う縁が
君を連れてきた

なんにもない真っ白な景色が
あの日の夕焼けのような赤を連れてきた

君も僕も
遠く遠く伸びていく真っ直ぐな円を生きる
君も僕も
遠く遠く伸びていく真っ直ぐな縁を生きる

いつからかなんて誰も聞かない
君も僕も
遠く遠く伸びていく真っ直ぐな縁を歩くんだ

たまに
蹲る時があったら
目に見えない縁を
心でたぐり寄せてみて

感触はなくても

僕は引かれていることに気付く

僕らの知らない昔の人達がその時の真っ直ぐな円の縁を歩いていたように

昔から決まっていたように

僕は君の遠く遠く伸びていく真っ直ぐな円の縁を歩くんだ
たくさんのことを言われる度に
自分の心は弱くなる
たくさんのことを考える度に
自分の心は道に迷う

雨に打たれながら
壁にもたれながら
確かめてみる

立ち上がる力はあるか
歩き出す力はあるか

鳴り止まないサイレンのような胸の鼓動を
耳を澄まして聞く

かすかに聞こえた音を
じっと眺めてみたら

その音は君で

僕を歩かせる君の音を
大事に大事に
両手で包みこんだ

君に音は聞こえてますか
負けないとか
逃げないとか
それだけじゃ心音は育たなくて

たまに雨に打たれ壁にもたれ
確かめてみて

立ち上がる力は
歩き出す力は

滴が落ちるような小さな音が君に届きますように

僕は僕なりの君用の鼓動を
今日も鳴らしています
明日も鳴らしています
朝陽を受けて
薄目を開けながら起きる直前に
君を見た

心と時間は忙しく
味のないパンを詰め込んで元気になった気がした一瞬の気持ち
そんな一瞬の気持ちが心を乗り継いで重なる

相変わらず
何も変わらず
君が好きで

それは
届けようとは思わないけど
忘れずにいたいと思う

試しに書いてみたいつかのラブレターのようで

たぶん
誰もない顔を
知らん顔をするけど
みんながあるような

懐かしむように
思い出したい
君のこと

懐かしむように
思い出したい
君のこと

届けようとは思わないけど
忘れずにいたいと思う

いくつかの物語に色を添えて
優しくなれれば

それがいい