源氏物語イラスト訳【若紫5-1】やや深う
やや深う入る所なりけり。三月のつごもりなれば、京の花盛りはみな過ぎにけり。
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【源氏物語イラスト訳】
やや深う入る所なりけり。
訳)やや山深く入っている所であった。
三月の晦日なれば、
訳)三月の月末であるので、
京の花盛りはみな過ぎにけり。
訳)京都の桜の盛りはみな過ぎてしまっていた。
【古文】
やや深う入る所なりけり。三月の晦日なれば、京の花盛りはみな過ぎにけり。
【訳】
やや山深く入っている所であった。三月の月末であるので、京都の桜の盛りはみな過ぎてしまっていた。
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■【やや】
■【深う】
■【入る】
■【なり】
■【けり】
■【三月(やよい)】
■【の】
■【晦日(つごもり)】
■【なれ】
■【ば】
■【京】
■【の】
■【花盛り(はなざかり)】
■【は】
■【みな】
■【過ぎ】
■【に】
■【けり】
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