源氏イラスト訳【夕顔119】便なき
便なく軽々しきことと、思ほし返しわびつつ、いとしばしばおはします。
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【源氏物語イラスト訳】
便なく軽々しきことと、
訳)不都合で軽々しいことだと、
思ほし返しわびつつ、
訳)思い返して悩みなさり ながらも、
いとしばしばおはします。
訳)とても頻繁にお通いになる。
【古文】
便なく軽々しきことと、思ほし返しわびつつ、いとしばしばおはします。
【訳】
不都合で軽々しいことだと、思い返して悩みなさり ながらも、とても頻繁にお通いになる。
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■【便なし】
■【軽々(かろがろ)し】
■【と】
■【思し返す】
※【思(おぼ)す】
※【思ひ返す】
■【わぶ】
■【つつ】
■【いと】
■【しばしば】
■【おはします】
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☆本日の『源氏物語』☆
ひたすら身分を隠して、
まともに供も連れずに、尾行をまきながら
夕顔の君のもとに通い続ける光源氏☆
ダメだとは思いながらも、
この女のもとへ通う足が遠のくことは
なかったのでしょうね;;
(▰˘◡˘▰)
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