【桐壺182-①】心細きさまにておはしますに、
【古文】
心細きさまにておはしますに、「ただわが女御子たちの同じつらに思ひきこえん」と、いとねんごろに聞こえさせ給ふ。
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心細きさまにておはしますに、
訳)心細い様子でいらっしゃるので、
「ただわが女御子たちの同じつらに思ひきこえん」と、
いとねんごろに 聞こえさせ給ふ。
訳)とても熱心に 申し込みあそばす。
【古文】
心細きさまにておはしますに、「ただわが女御子たちの同じつらに思ひきこえん」と、いとねんごろに 聞こえさせ給ふ。
【訳】
心細い様子でいらっしゃるので、「ただ、私の皇女たちと同列にお思い申し上げよう」と、とても熱心に 申し込みあそばす。
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■【さま(様)】
■【おはします】
■【に】
■【わが】
■【女御子】
■【つら(列)】
■【聞こゆ】
■【~ん】
■【ねんごろなり】
■【させ給ふ】
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