【桐壺125-①】なつかしうらうたげなりしを…
【古文】
なつかしうらうたげなりしを思し出づるに、花鳥の色にも音にもよそふべき方ぞなき。
らうたげなりしを思し出づるに、
訳)愛らしかったのを思い出すと、
よそふべき方ぞなき。
訳)たとえようがない。
【古文】
なつかしう らうたげなりしを思し出づるに、花鳥の色にも音にもよそふべき方ぞなき。
【口語訳】
いとしくて 愛らしかったのを思い出すと、花の色や鳥の鳴き声にもたとえようがない。
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■【なつかし】
■【らうたげなり】
■【花鳥】
■【よそふ】
■【べし】
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