【桐壺102-①】月は入り方の、空清う澄みわたれるに、… | 【受験古文速読法】源氏物語イラスト訳

【桐壺102-①】月は入り方の、空清う澄みわたれるに、…

【原文】

月は入り方の、空清う澄みわたれるに、風いと涼しくなりて、草むらの虫の声ごゑもよほし顔なるも、いと立ち離れにくき草のもとなり。

・・・・・・・・・・・・・・・

 

月は入り方の、空清う澄みわたれに、

訳)月は入り方で、空が清く澄みわたっているうえに、

マンガ版『源氏物語』で 偏差値20アップする方法


 

いと涼しくなりて、

訳)風がとても涼しくなって、

マンガ版『源氏物語』で 偏差値20アップする方法

 

 

草むらの虫の声ごゑもよほし顔なるも、

訳)草むらの虫の声ごえが、涙を誘わせるような趣きであるのも、

マンガ版『源氏物語』で 偏差値20アップする方法



いと立ち離れにくき草のもとなり。
訳)まことに立ち去りがたい庭の風情である。

マンガ版『源氏物語』で 偏差値20アップする方法
 

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

【原文】

月は入り方の、空清う澄みわたれに、風いと涼しくなりて、草むらの虫の声ごゑもよほし顔なるも、いと立ち離れにくき草のもとなり。

 

【口語訳】

月は入り方で、空が清く澄みわたっているうえに、風がとても涼しくなって、草むらの虫の声ごえが、涙を誘わせるような趣きであるのも、まことに立ち去りがたい庭の風情である。

゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

■入り方

■清う(清く)

■~わたる

■り

■いと

■もよほし顔

■離る(かる)

■もと

※重要古語一覧はこちら⇒

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

>>次へ