12月に入り、コロナ感染拡大が全国的に心配ですね。いつものように『となりの真理ちゃん』の17回と18回を簡単に紹介します。

【17回11月30日 「灯台にマムシ現る!!」】

ゲスト 毒蝮三太夫 水森亜土 桜井センリ 谷 啓

1曲目「となりの真理ちゃんのテーマ曲」 
2曲目「恋する夏の日」 天地真理
3曲目「知床旅情」  出演者全員
毒蝮三太夫さんと水森亜土さんの仲のいい(?)夫婦が灯台守をしてるという話でした。最後に皆で歌う「知床旅情」はよかったです。


【12月7日 サブタイトル「愛スちゃってスンズレイ!」】

 ゲスト ハナ肇 鶴間エリ 谷啓

 歌われた歌
 1曲目「となりの真理ちゃんのテーマ曲」 
 2曲目「遠くはなれて子守唄」  鶴間エリ 富田耕生(バンダ)
 3曲目「恋する夏の日」     天地真理
 4曲目「人生の並木道」     富田耕生(バンダ)
 5曲目「お嫁においで」  出演者全員

今回は歌われた歌、割と多かったかな?ちょっぴり悲しいバンダさんの恋の物語でした。

最後は、「お嫁においで」、真理ちゃんのライブでどうぞ。

 

 

ひこうき雲さんが、ファンクラブのアンケートに触れながら、わたしのベスト5について書かれています。

 

前回の最後に、ファンクラブのサイトで興味深い動画が見られますよ、と紹介しておきましたが、その内、会員専用ページに真理さんの誕生日に合わせて真理さんの歌のベスト5を選ぶという企画の結果発表が出ています。ベスト5といってもシングルではなく、B面曲、カバー曲、LPに収録されたオリジナル曲それぞれのベスト5を投票するという企画でした。その結果を動画で見ることができますが、「会員専用ページ」ですからそのまま公開するわけにはいきません。しかし動画ではなく順位だけなら公開してもいいのではないかと思いますので、それぞれベスト10を紹介します

投票に参加した人は61名ということですからちょっと少なめですが、それでもかなり票が拡散していて、それぞれに多彩な〈天地真理像〉があるのだなあ、と思いました。
 

そして次のように上位に上がった曲を紹介されています。
【B面曲】
  ①もの想う季節 30票    ②ブランコ 26  
  ③ある日私も 24      ④君よ知るや南の国 18  
  ④京都でひとり 18     ⑥花ひらくとき 16  
  ⑥真冬のデイト 16     ⑧旅人は風の国へ 15  
  ⑨小さな人生 14      ⑨私の場合 14       
       (全部で34曲、298票)

【カバー曲】
  ①この広い野原いっぱい 20  ②あなた 18  
  ③あの素晴らしい愛をもう一度 16  ④童話作家 15 
  ⑤冬物語 12         ⑥サルビアの花 11  
  ⑥告悔 11          ⑥ある雨の日の情景 11   
  ⑨虹と雪のバラード 10    ⑨なごり雪 10      
       (全部で65曲、301票)
【LPオリジナル曲】
  ①ミモザの花の咲く頃 25    ②夏を忘れた海 16  
  ③レイン・ステイション 15   ④あなたが教えてくれた歌 13  
  ⑤ひこうき雲 9        ⑥牧場の乙女 8  
  ⑥二月の風景画 8       ⑧さくら貝 7  
  ⑧また逢うためにさようなら 7 ⑧家なき子 7  
      (全部で81曲、297票)

 

 

私がB面から選ぶとしたら、「恋と海とTシャツと」のB面のアップテンポの『花嫁のともだち』が好きです。

 

あと中学の頃、「虹を渡って」のB面がいい曲だけ聞いてといっていた「とんがり屋根の教会」

 

カバー曲は、だいたい上位に入っている曲が、そのまま好きかな、全部いいですね。「あなた」「なごり雪」上位にあがっていない「小さな日記」。今聞きたいのは、この「冬物語」かな。

 

LPに収録されたオリジナル曲、こちらから選ぶのもたいへんですが、「クラス会」を聞くと懐かしくなります。真理さんが歌っていたころとわたしの中学時代、高校時代が重なります。

 

それからカレッジフォークぽい「素晴らしい青春」が好きです。こちらは、私の大学時代のころの思い出と重なります。

hiroIGA51さんの作品ですが、その解説も素晴らしかったので紹介します。

 

 昭和で最高の女性歌手を一人あげるとするならば、私は迷わず天地真理さんをあげます。 

 日本が経済大国になり社会が大きく変わった時に登場してきたのが天地真理さんでした。歌手の役割が変わる瞬間を真理さんは2回体験しているはずです。フォークソングに代表されるように自由と平和を歌う存在の歌手、そして商業主義が強まり歌手が商品となってきたアイドルとしての歌手です。 

 真理さんほどの豊かな才能を持った歌手であれば様々なチャレンジをしたいという欲求は当然でしょう。質が高いミュージカルを演じ、ハードロックも歌いました。そしてフォークからクラシックまでと・・・・ですから多くの人の印象にあるアイドルの真理さんは天地真理という歌手が"アイドルを歌った"という一面でしかありません。真理さんが本当はどのような歌手になりたかったのか・・・それはわかりませんが、真理さんが昨年初めて作曲した"子守唄、母の愛"は真理さんという音楽家の本質を感じることができる作品でした。やはり、真理さんの本質は"美しい歌を心を込めて歌う"歌手であると私は思っています。 

 子供の頃から音楽大学の付属校でクラシック音楽を学び、ピアノもギターも演奏できる豊かな才能をもち、誰よりも美しいファルセットは天を突き抜けるような明るさと自由さがあり、そして何より慈愛に満ちていて真理さんの歌の魅力に惹かれた人の多くはこの真理さんの優しさに心を奪われているのだと思います。 そしてステージでの存在感、そしてその美しい姿。 ただ、アイドルであるだけで3万人もの聴衆を集めることができるでしょうか。天地真理さんは間違いなく昭和の最高の女性歌手と言って良いと思います。

 

 以上でおしまい。コピペばかりですけどね。

 

 

それからNHKEテレビの「100分で名著」でブルデューの『ディスタンクシオン』を12月取り上げています。文化現象として、天地真理という文化現象を考える上、また何で私が天地真理に惹かれるのかを考える上で、ヒントになるような視点が打ち出されていると思います。