衛星劇場、8月10日『となりの真理ちゃん』が、始まりました。

 

今回の人形は、4体。ヒネクレ(はせさん治)とバンダ(富田厚生)は連続出演、トラ猫のコッペ(大山のぶ代)、緑のお化け?のパクロン(声 松島みのり)が登場。パクロン君の声は、ニンジン君と同じ松島みのりさんでした。それからコッペ君の声は、初代ドラえもんの大山のぶ代さんでした。

 

 

テーマ曲は、作詞 福田陽一郎 作曲 宮川泰。

 

【第1回 衛星劇場8月10日 1973年4月5日放送分】

サブタイトル『ねぇ ちょっとだけよ!』

ゲスト:ザ・ドリフターズ 谷啓 なべおさみ

歌われた歌 

 1曲目「となりの真理ちゃんのテーマ曲」 天地真理さんと人形たち
 2曲目「ひとりじゃないの」ギター弾き語り 天地真理

 3曲目「通りゃんせ」ザ・ドリフターズと天地真理
 4曲目「母さんの歌」 天地真理
 5曲目「若葉のささやき」 天地真理

 

 

PAKURONさんが、YouTubeに投稿されているこちらの動画は、この日のものですね。「通りゃんせ」「かあさんの歌」

 

こちらもPAKURONさんのYouTubeへの投稿、この日のラストの「青春に乾杯」です。

 

あ、それからtemariさんのブログ 水色のちいさな人生 / 愛・つづれ織り

https://temarinoheya.blog.fc2.com/blog-entry-650.html に『真理ちゃんとデイト』も含めて写真入りで紹介されていますので、みなさん参考にしてください。またおじなみさんの日記も参考にしてください。https://plaza.rakuten.co.jp/ojinami/diary/?ctgy=18 こちらも写真が豊富です。

 

【第2回 8月17日分 1973年4月12日放映】

サブタイトル 「こちらバンダ!そちら誰だ!」

ゲスト:谷啓 なべおさみ 沢田研二

1曲目「となりの真理ちゃん」テーマ曲 天地真理 人形たち
2曲目「幼なじみ」 天地真理 沢田研二
3曲目「あなたへの愛」 沢田研二
4曲目「若葉のささやき」 天地真理  レコード音源
5曲目「ビビディ・バビディ・ブー」出演者全員

 

この日歌われた「幼なじみ」「ビビディ・バビディ・ブー」、これもPAKURONさんの作品です。感謝!感謝!

 

「となりの真理ちゃん」は、Temariさんやおじなみさんが写真入りで紹介されているので、これくらいにして、2つの「天地真理特集」をとりあげます。

 

まず1つ目は、8/22・29の週刊現代です。週刊誌と天地真理と聞くと、またくだらないゴジップ記事かと思いましたが、今回は違いました。天地真理さんのFacebookにも取り上げらています。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100007098494816

本日発売の週刊現代に天地真理に関する記事が4ページにわたって掲載されました。

特別読み物『1972年、なぜ日本人は天地真理に熱狂したのか』

 「ひとりじゃないの」「ちいさな恋」が空前のヒット、人懐っこい笑顔に、誰もが虜になった

渡辺プロ所属時にマネジメントを担当された菊地哲榮さん、作家の芦川淳一さん、歌手の平浩二さん、タレントの清水ミチコさん、コラムニストの泉麻人さんが当時のことを語っています。

宜しければご覧ください。

私も買って読みました。1972年当時、その通りで日本人は天地真理に熱狂したんですよ!そこを時代の証言者のコメントを通して、浮き彫りにした内容になっていました。その中で作家の芦川淳一さんのコメントを紹介しておきます。

「 彼女の存在を知ったのは、僕が大学受験に失敗し、浪人生活を送っていた119歳の時でした。 先が見えない状況で、鬱々とした毎日です。僕は藤圭子の『新宿の女』などを聞いては、落ち込む自分に浸っていました。ところがテレビに映った天地さんの姿を見た途端、そんな憂鬱が吹き飛ばされてしまったんです。

 当時、彼女は歌番組でよく薄い水色やピンクのパステルカラー衣装を着ていました。それがなんとも可愛らしくて、惹きつけられました。声も伸びやかで、心地いいんです。あの頃のアイドル歌手というと、ルックス至上主義。ところが、天地さんは歌も凄い。お腹の底から朗々と発声していて、鳥が大きな口を開けて歌うようでした。

  そんな底抜けに明るい歌声が荒みがちな浪人時代の支えとなってくれました。いつかは必ず良い日が来る。クヨクヨしても仕方ない、そう背中を押されました。どこまでも明るく、見る人を励ましてくれる。それが彼女に魅力でした」

 

最後、「天地真理という、ひとりのアイドルに沸きたって72年、彼女の輝きは一瞬だったからこそ、強いひかりを放っていた。」という一文で終わっています。文章を書かれた方の名前は記載されていませんでしたが、説得ある内容でした。時間があればもう少し、この記事の感想や私の意見も書いてみたいと想っています。

 

2つ目は、8月14日の東海ラジオ「ドットーレ・しょうこのドキドキラジオEX」での天地真理さん特集です。ひこうき雲さんのブログでも紹介されています。http://amhikokigumo.blog67.fc2.com/ ひこうき雲さんほどの感想は書けませんので彼のブログを読んでください。

この番組は、直接こちらで聞けます。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=1034&v=6t_sc4Ni3Ss&feature=emb_logo

 

上記の放送で、シンガーソングライターの鈴木祥子さんが、オンステージ版のライブ盤の「水色の恋」の歌唱を高く評価されています。歌を聞いて久しぶりに涙が出てきたとおっしゃっています。

「天地真理再評価」が、大きなウエーブとて確かに起きてきてるのではないのかと思います。