るどるふくんさんのブログ、興味深いお話をみつけました。
「
ちょっと芸能裏話 (阿久悠マジック その5、天地真理と淳子)
というタイトルで、全体でいうと阿久悠さんのことや桜田淳子さんを中心にとくに淳子さん擁護の視点で書かれています。その中で天地真理さんについて、興味深いというか面白い話を書かれています。
まず淳子さんについてこのように書かれています。
「桜田淳子さんは スター誕生の秋田の予選会場で 阿久悠さんに「音痴でなければ、全てが合格ライン以上」の言葉を残されたにも拘らず、彼亡き後2008年に放送された「阿久悠物語」で、阿久悠役の田辺誠一さんが、「歌は下手だけど、それ以外は 全てが合格」とドラマの中で発言しました。
このことによって、桜田淳子さんは “歌が下手だった”と言う印象を世の中の人に与えてしまったようです。この後、いろいろな掲示板やブログなどで、彼女は 歌が下手でと、本当に彼女の歌が下手と決め付けた書き込みが目立つようになりました。) 」
それから真理さんについて、以下のように書かれています。
「このことは、日本中を席巻た 天地真理さんの“歌下手疑惑”の事と ダブって思い起こされます。 彼女は、『ヤング720』と言う番組に出演した事がきっかけで芸能界デビュー。その後、TBSドラマ『時間ですよ』の堺正章さんの相手役“さっちゃん”のオーディションを受けますが 落選。しかし、審査員に参加していた森光子さんが 天地さんの魅力に惹かれ、“隣の二階の真理ちゃん”と言う、違う役どころが 急遽、出来る事になります。当時マンガの原作王的存在の梶原一騎さんのマンガのヒロイン“天地真理”を そのまま芸名にして 大ブレイク。日本歌謡史上、最初の国民的アイドルとなりました。
その彼女の事を、歌が下手で歌番組は 口パク。と ある歌手が発言した事により、それが当然の事実となり、彼女のレコードの歌声は まだアナログ時代のレコーディングだった為、“ちゃんと歌えた所を繋ぎ合わせた物だから、繋ぎ目で音がする”と噂になります。
この私も、カセットに録音された 彼女の歌の“その音”を聞き逃すまいと、耳をスピーカーに近づけ、何度も繰り返し聞いていた事を 思い出しました。更に、彼女が紅白に出場が決まった時は「 生番組なので、口パクだと歌とずれる時があるかもしれないから、絶対見逃せない」と 世間の週刊誌やテレビ、ラジオなどが 騒ぎ立てます。しかし、その歌声は 透通った華麗な妖精のような歌声にも聞こえたのでした。
考えてみれば、彼女は 国立音楽大学附属中学校に合格し卒業、そして国立音楽大学附属高等学校声楽科に合格し卒業。音楽家になって当たり前のような略歴です。淳子さん同様、「世間の評価なるものは いい加減なものだ」と感じるばかりでした。 」
真理さんへの中傷、わたしも3流週刊誌で何度も当時読んだ記憶あるのですが。読んだらあたかもそれが事実かもしれないとおもってしまうのです。こんなひどい中傷がなされていたのですね。あり得ない話ですが、広がるんですね。こういうあらぬ噂って。
「歌声は まだアナログ時代のレコーディングだった為、“ちゃんと歌えた所を繋ぎ合わせた物だから、繋ぎ目で音がする”と噂になります。」
ひどい話です。こういったうわさが一人歩きして、多くの大衆が惑わされしまったのですね。真理さんの歌のよさは、ライブでこそ発揮されるということは、現在のファンの多くが認めるところですよね。