防災の日 | 変わりたいあなたを応援します

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9月1日は防災の日です。

子どもたちの小学校や幼稚園では始業式の日に防災訓練がありました。

そんな始業式の朝、
息子が学校へ行きたくないと言い出しました。

理由は防災訓練が怖いからと。


訓練が怖いなんて…かなり幼稚な発言なのですが、
原因が2つあるのです。

音に敏感。
現実と非現実の区別がつかない。

息子は少し特殊な子でして、
音に敏感に反応する子なんです。

普段私たちが耳にする音以上の音が聞こえるようなのです。

廃品回収車の音声や、わらび餅販売の車の音声が苦手で、
その音声を聞くとちょっとパニックになったりする時期がありました。

防災訓練も苦手な音があるようで、
今までも何度もパニックになったことがあります。

そして現実と非現実が極端に区別がつかないことがありまして、
訓練なのに、本当に地震がくると思ってしまうのです。

本当に地震がくると思うから、ものすごく怖くなってくるのです。


そんな息子の事情を知っている小学校では、
訓練はいつも教頭先生や教務の先生が息子についてくださっていました。


それでも息子の怖がり方が今日は異常でした。

これは普通じゃないと感じました。


どうしよう…。


そこで、始業式で大切な日なので、学校にいって、式は出て、
その後、訓練前に帰ることにしました。

そう息子と話をしたら、やっと朝ご飯を食べ始めました。

泣いていたこともあって心配だったので、
分団登校もついて行って、一緒に学校へ行きました。

家ではメソメソしていたけれど、
教室へいったら、
クラスのお友達が「Sくん!」「Sくん!」といって
みんなが息子に声をかけてくれて寄ってきました。

その光景、私はうれしくて涙が出そうでした。

息子にもやっと笑顔が出て、楽しそうに友達の中にまじっていきました。

担任の先生にも事情を話しました。

お友達と楽しそうにワイワイやっている息子をみて、

「様子をみてみましょう。
訓練に参加できないような状態だったら家に電話するので迎えに来てください」
とのことでした。

そこで私は仕事に出かけなきゃいけなかったので、
母にバトンタッチしました。

教室での様子をみたら、大丈夫かも…でも音や恐怖感が出るとやっぱりダメかな…。

気になっていたので仕事の休み時間に家に電話をしました。

学校から電話がかかってきて、迎えに行ったとのことでした。

迎えに行ったときはもう落ち着いていた様子だったとか。

家に帰ってきたら、
明日は訓練はないからちゃんと学校に行くと言ったとか。

話を聞いたら、
訓練でもほんとに地震が来るんじゃないかと怖くなってきて、
嫌な音もするし、
涙が出てきた…ということらしい。


また時間をかけて訓練だから地震はこないことを話していくことにしよう。

小児科の主治医の先生にも相談してみよう。

でもね、
こないだ地震があったとき、息子はぱっと机の下に隠れたんだよね。

地震が起きたらどうしたらよいか息子はわかってると思うんだけどね。

きっと本当に地震がおきたときは
ちゃんと行動が起こせることを祈ろう。

そして今日、朝、ちょっぴり心配だったけれど、
息子はご機嫌で起きてきて、
ご飯も食べて、
元気に学校へ行きました。

ほっと一安心でした。