今日のコーデ

・トップス MIIA(ミーア)
・スカート RESEXXY(リゼクシー)

 



今日も女の子の服に身を包み
ショッピングを楽しんできました。

写真を見ればわかると思いますが
今日もごくごく普通の“大人女子”風の
コーデでまとめてみました。

こういうコーデでモールを歩いていると
気持ち的にもす~っごく楽です。

いわゆる“普通の女の子”なので
私を振り返って見る人は誰もいません。

ブランドショップに入っても
私を変な眼で見る人は誰一人なし。

一人の完全な“女性”として
その場面に溶け込んでいる私です。

そんな私にとっての“女装”は
外出のための“おしゃれ”です。

今でこそこんな自然なコーデで
普通にお出かけしている私ですが。

でもちょっと前までの私は
“違和感満載コーデ”でした。

極端に短いスカートやショーパンに
ニーハイブーツのコーデとか。

季節の流行を全く無視した
コスプレまがいの不自然なコーデとか。

今から考えると
「よくあんな格好で外出できたなぁ」
と恥ずかしくなります。

前にもチラッと書きましたが
女装愛好家の多くは(というかほとんどは)
普通の女性なら絶対に着ないような
不自然なコーデを好みます。

極端に短いスカートとか
不自然に濃いメークとか
一昔前のギャル風コーデとか
アキバ風のコスプレコーデとか。

おそらくそういうのって
“こんな私を見て見て!”という
強烈な自意識が心の奥底に
あるのではないかと思います。

この“自意識”って実は
す~っごく矛盾した面を持っています。

女装して外に出る時って
大きく矛盾した感覚があるんです。

これって経験した人にしか
わからないと思うのですが…

「どうか誰にも
気づかれませんように…」

っていうネガティブな感覚と。

「こんなにキレイになった
私をみんな見て見て!」

っていうポジティブな感覚と。

この2つの感覚って
完全に矛盾してますよね?

無視してほしい感覚と
注目してほしい感覚と。

そういう矛盾した感覚が
心の中で常に渦を巻いているのが
女装して外出する男性の心理です。

私も一時期はそういうのがありましたが
今は完全になくなりました。

どちらの感覚も全くなくて
ごくごく自然にその場にいる感じ。

ふだんの男性の姿でいる時と
まったく変わらない心理状態です。

“完全な平常心でいられる自分”
と言ったらいいでしょうか。

コスプレまがいのコーデは
深夜に自分の部屋の中でするもので
外出時にはするべきではないと
個人的には思います。

そういう意味で
“女装”と“異性装”というのは
全く別なものではないでしょうか。

“女装”はコスプレ。
“異性装”はファッション。

私の中ではそういう位置づけです。
この定義に従えば今の私は

“女装”を完全に卒業し
“異性装”を楽しんでいる。

といったところでしょうか。

まぁ~~私もここまで来るには
37年という時間が必要でしたから
すべては経験と年季ってところかも
しれませんね。

女装にもかなり慣れてきて
そろそろ外出にチャレンジしたいと
考えているアナタ。

その辺りの兼ね合いを
しっかりと考えてくださいね!