昨日最後の診察は

 

チョコレートを誤食したヨーキーくん

 

 

この子はいろんなものを口にする子で

 

いままでにも数々のものをいたずらしては

 

飼い主さんに心配をかけてきましたアセアセアセアセ

 

もちろん飼い主さんも

 

気をつけてくれているのだと思うのですが

 

警戒心の一瞬のスキを狙うのでしょうねアセアセ

 

今回は留守番中に板チョコ一枚

 

銀紙ごと完食したようですガーン

 

体重3キロ程度のヨーキーにとって

 

板チョコ一枚は大量摂取の部類になります

 

チョコレートに含まれるテオブロミンは

 

人には毒性はないものの

 

犬にとっては危険な成分で

 

興奮、神経障害、神経衰弱、運動失調、下痢

 

けいれんなどを引き起こし

 

場合によっては

 

突然死の経過を辿ることもあります

 

いんちょも夜間救急動物病院での当直日に

 

神経障害と痙攣を起こした子を診察したことがあります

 

まずは催吐剤を使って

 

胃内に残っているチョコレートを吐かせ

 

万が一のことも考え入院しての経過観察

 

6時間くらいは厳重な警戒が必要です

 

吐いたものの中には大量の銀紙がキラキラと

 

笑っちゃいけませんが思わず綺麗(笑)

 

ヨーキーくんは幸い症状も出ず

 

無事危険な時間を乗り越えました

 

朝一番でお尻フリフリ元気に帰っていきましたが

 

誤食の傾向のある子にはくれぐれもご注意を

 

甘いものを食べて大満足なヨーキーくんでしたが

 

とんだ目に遭ってしまいましたね

 

ちなみにホワイトチョコレートには

 

テオブロミンは含まれていませんのでご安心を