記事にするかどうか悩んだのですが

でも、やっぱり言っておきたいので

記事にしちゃいますメラメラ



昨日の朝の診療中

腎不全がかなり進行してしまったネコさんしょぼん

点滴などの維持療法でなんとか持たせているもののダウン

状態はあまり良くない子の治療をしながら

飼い主さんとお話していたところに電話電話

しばらく看護師さん女の子

電話に応対してくれていたのですが

彼女の口から信じられない言葉

「○○動物病院の院長先生からなんですが

ウサギの便からコクシジウムがでたのだけど

薬は何を使ったらいいですかという質問なんですが」


「え!?」

その先生は開業して間もない先生で

今までもたびたび

薬が無いから貸してほしいとか

機械が無いから使わせてくれないかとか相談はあったので

私も、後輩獣医師を育てるのは嫌いではないので

薬を融通したり

使わなくなった機材などを上げたりしていたのですが

ついに、そんな相談を。。。ガックリ

思わず

ネコの飼い主さんがいる前なのに

「ばかやろー」とつぶやいてしまいました

(あ、一応小声ですよ(笑)




勿論、これが特殊な病気であれば

普通の相談だから答えるのはやぶさかではありませんが

こちらの都合も考えてほしい

さらに言えば

ウサギのコクシジウムなんて

ごくノーマルな病気で

その治療法を

診療中で手が離せないと言っているのに

電話をかけ直す事もせず、聞いてくるというのも、、、、ねぇ

本を読めばいくらでも載っています

少し勉強すればいいだけの話
(まぁ、ほとんど常識の範疇でもありますが)

その治療薬だって、ウサギを診療するのであれば

用意していて当たり前の薬ですDASH!

それなのに今、電話で聞いてくるはてなマーク

「今、手が離せない」

と伝えてもらって

今は電話に出られないので、

わからなければ、

後でもう一度電話をかけ直してもらう事に

よくそんな状態でウサギの診療をしているなぁ

と恐ろしくなってしまいました

私としては

その後自分で調べて電話もかかってこないだろうなむっ

と思っていたのですが

あらら、かかってきちゃいましたあせるガーン


先輩獣医師としては

「だめだよ。そんな事もわからないんだったらウサギを診療しては駄目です」

と、もう喉元まで出懸かっていたのですが

偏狭者と思われてもいやなのであせる

自分でもご丁寧に薬の名前を教えたところ

「薬が手に入りにくいようだったら、先生貸してもらえますか?」

だそうで、、、、ガーン

想像の斜め上をいかれますな叫び

愚痴るつもりは無かったけど

これって、やっぱりウサギの診察はしてはいけないレベルではないか?

なにより、患者のウサギさんが危険ショック!なのではないだろうかと

ものすごく心配ですダウン

もしかすると、当事者の先生もこのブログをご覧かもしれませんが

それでも言わせてくださいね

大事な命

診療しますというのなら

それなりの準備はしてほしい

それが出来ないのなら

きちんと出来ませんと飼い主さんに伝えるべきです