先日骨折のブログ記事をご覧になられた方から
質問のメッセージをいただきました
ありがとうございます
その方の飼っていらっしゃるトイプードルは
短期間に3回!
ほとんど同じ場所を
骨折をしてしまったということで
今後の治療法などについてのご質問でした
骨折へのアプローチや手術法そのものについては
骨折の形状や折れた骨の骨髄腔の状態など
詳しく検査そして診察した上でないと判断が出来ないため
現在のかかりつけの先生におまかせすることにしますが
確かにトイプードルの前肢の骨折はこじらせてしまうと
本当に大変なことになってしまいます

個人的にはトイプードル、イタリアングレイハウンドの前肢骨折と
ポメラニアンの後肢骨折のなかでも脛骨腓骨骨折は
厄介な骨折だなぁと思っています
いろんな先生の話を聞いたり
勉強会に出席して意見交換をしていると
本当に初動の手術だけではなく
後々の安静状態を保つ事とリハビリでこじらせると
取り返しがつかなくなりかねない印象があります
自分はただ運がいいだけなのではないだろうかとも思います
今回の質問のように同じ場所の骨折を繰り返すのは
癒合不全とも呼ばれ
血管の量が骨の長さに対して細過ぎたり貧弱だったりで
骨が再生するために充分な栄養が
もともと足りてない橈骨尺骨(前脚の前腕と呼ばれる部分の骨)の
遠位部(足先に近い部分)の骨折を繰り返すと
充分な再生が出来なくなり
ひどい場合は
骨吸収といって骨が溶けていってしまいます

こうなると
どんな名医であっても、
度重なる手術はどうしても血管を傷つけるため、
再生できない骨組織をつなぎ合わせることは不可能になりますし、
プレートやねじの負荷がかえって骨を傷つけることもあるでしょう。

幸いわたしはあまり経験がありませんが
それも、飼主さんがよく気をつけてくれていることと
ただ単に運がいいだけという事なんだと思っています
今回引用させてもらった写真を見ても
決して他人事ではないんだと
気が引き締まります
今回のご質問の子は
外固定で骨が湾曲しながらも再生が見られたということで、
今後はさらに骨切りからプレートニングをするそうですが
術後のプレートをどうするかを悩まれているとのこと
骨の癒着が見られたら
時期を見て抜くべきかそのままにするか
わたしの手術したケースでは
プレートに対する生体反応も特には無いので
入れたままにすることがほとんどです
特に動物ではMRIを撮ることもレアケースですので
入れたままによるデメリットはあまりありません
また、骨折仮骨を繰り返した場合では
骨髄腔の狭小もしくは骨髄腔が無い骨の場合も考えられますので
強度を保つためにもプレートを埋め込んでいた方が
安全だという判断をすることもあります
プレートを外すというのは一種のかけでもあります
そのかけをするに充分なメリットが無い限り
わたしは埋め込んだままの方がいいと思うのです
それから、術後の安静ですが
さまざまな方法があります
トイプードルは運動量が多いので
調子がいいとすぐにぴょんぴょん跳んだりして
骨折の術後に関してはとても危険な動きをします

お調子者の子だと
ギプスを調整している最中も
遊びたがっていんちょはひやひや
骨が充分な強度を取り戻すまでは
狭いケージで
さらに柵などに足を引っかけないようにしなくてはいけません
明日はその対策とギプスについて、少しお話したいと思います
質問のメッセージをいただきました
ありがとうございます

その方の飼っていらっしゃるトイプードルは
短期間に3回!
ほとんど同じ場所を
骨折をしてしまったということで
今後の治療法などについてのご質問でした

骨折へのアプローチや手術法そのものについては
骨折の形状や折れた骨の骨髄腔の状態など
詳しく検査そして診察した上でないと判断が出来ないため
現在のかかりつけの先生におまかせすることにしますが
確かにトイプードルの前肢の骨折はこじらせてしまうと
本当に大変なことになってしまいます


個人的にはトイプードル、イタリアングレイハウンドの前肢骨折と
ポメラニアンの後肢骨折のなかでも脛骨腓骨骨折は
厄介な骨折だなぁと思っています
いろんな先生の話を聞いたり
勉強会に出席して意見交換をしていると
本当に初動の手術だけではなく
後々の安静状態を保つ事とリハビリでこじらせると
取り返しがつかなくなりかねない印象があります
自分はただ運がいいだけなのではないだろうかとも思います

今回の質問のように同じ場所の骨折を繰り返すのは
癒合不全とも呼ばれ
血管の量が骨の長さに対して細過ぎたり貧弱だったりで
骨が再生するために充分な栄養が
もともと足りてない橈骨尺骨(前脚の前腕と呼ばれる部分の骨)の
遠位部(足先に近い部分)の骨折を繰り返すと
充分な再生が出来なくなり
ひどい場合は
骨吸収といって骨が溶けていってしまいます

こうなると
どんな名医であっても、
度重なる手術はどうしても血管を傷つけるため、
再生できない骨組織をつなぎ合わせることは不可能になりますし、
プレートやねじの負荷がかえって骨を傷つけることもあるでしょう。

幸いわたしはあまり経験がありませんが
それも、飼主さんがよく気をつけてくれていることと
ただ単に運がいいだけという事なんだと思っています
今回引用させてもらった写真を見ても
決して他人事ではないんだと
気が引き締まります
今回のご質問の子は
外固定で骨が湾曲しながらも再生が見られたということで、
今後はさらに骨切りからプレートニングをするそうですが
術後のプレートをどうするかを悩まれているとのこと
骨の癒着が見られたら
時期を見て抜くべきかそのままにするか
わたしの手術したケースでは
プレートに対する生体反応も特には無いので
入れたままにすることがほとんどです
特に動物ではMRIを撮ることもレアケースですので
入れたままによるデメリットはあまりありません
また、骨折仮骨を繰り返した場合では
骨髄腔の狭小もしくは骨髄腔が無い骨の場合も考えられますので
強度を保つためにもプレートを埋め込んでいた方が
安全だという判断をすることもあります
プレートを外すというのは一種のかけでもあります
そのかけをするに充分なメリットが無い限り

わたしは埋め込んだままの方がいいと思うのです

それから、術後の安静ですが
さまざまな方法があります
トイプードルは運動量が多いので
調子がいいとすぐにぴょんぴょん跳んだりして
骨折の術後に関してはとても危険な動きをします


お調子者の子だと
ギプスを調整している最中も
遊びたがっていんちょはひやひや

骨が充分な強度を取り戻すまでは
狭いケージで
さらに柵などに足を引っかけないようにしなくてはいけません

明日はその対策とギプスについて、少しお話したいと思います
