暗い穴に落ちてくのは、何度目だろう
あ、くるかもしれない
そんな恐怖と
落ちる方と、留まる方の境目をみる
ここで、踏ん張れば、とわかっているのに
落ちる方へ身を投じる
わかっていて、落ちてしまう感覚
落ちると、なかなか上がれない
それもわかっている
とても、面倒くさい段を踏まなければならないのに
また、やりなおすことが増えるのに
それでも、落ちていく方に行く
ゆっくり休んでね
何も考えないでいいよ
早く良くなってね
どれも、意味が分からない
私は病気じゃないよ
薬をたくさんくれる
飲まないといけない気になる
いつまで休めばいいのか
いつから動けばいいのか
わからない
考えないで、
そんな方法は知らない
過去に、私を苦しめた人間が
現れる
いま、私を苦しめる人が
ここにいる
いつも、
それは私が愛する人
断つことができないから
この暗黒は何度でも
私を呑み込む